2012年01月30日 10時05分更新
今月21日8時30分から放送の「BS-TBSのグローバルナビ」に少額短期保険の特集が組まれ、少額短期保険協会の榎本会長が生出演されましたが、ご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか。
最近は、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞など新聞各紙に「少額短期」の文字の露出が多くなっています。
少額短期保険は、生命保険業界、損害保険業界とは別なカテゴリーで業界を構成しています。元々、「共済」が少額短期保険業界と言うカテゴリーを構成した経緯から、「少額」、つまり保障金額が少額で、「短期」、つまり保険期間が1年ないし2年と短期契約しか出来ないという保険を販売している業界となります。
共済から移行したものが多いため、しかも少額で短期という点をメリットとして、ユニークで尖った保険商品が多いのが特徴です。
最近では、チケットぴあとチケットガード少額短期保険社が「不使用チケット費用補償保険」を販売しました。勿論、業界「初」の保険です。チケットを買ったけど、突然の病気やケガによって入院して行けなかったとか、イベント当日に交通機関が運休したとか二時間以上遅延して間に合わなかったといった場合に、不使用のチケット代金を全額お支払いするという保険なんですね。保険料は、5000円のチケットで550円、20000円のチケットで1440円というもの。対象者は、チケットぴあWEBサイトでのイベントチケット購入者となります。要するに、PCやモバイルを使って保険申込が出来るという訳です。お手軽ですよね。
車で例えると、普通乗用車とか小型乗用車が生命保険業界、損害保険業界で、少額短期保険業界は軽自動車を扱っているイメージ。如何に手軽に使っていただけるかが鍵なんです。
面白いでしょ。
国内・海外旅行の際に旅行先がたまたま雨でつまらなかったという場合に対処した「お天気保険」といった保険もジャパン少額短期保険社が販売しています。旅行先で3時間、6時間、10時間の降水を連続して記録した場合に旅行代金を還元するという保険。ご存知ですか。
こうしたユニークで尖ったニッチな保険を販売している少額短期保険業界は、少額で短期である故に、保険料がお手軽というメリットもあり、最近はメディアに取り上げられるようになってきました。良い事ですよね。こんな保険だったら加入したいと思われませんか。保険って加入する時のハードルが高いのが特徴。でも実際に事故があって保険金を受け取ったら、加入してて良かったと全ての方は喜ばれるのが保険。なので、入口を如何に加入者のリスクに近づけるかがポイントなんでしょうね。
如何ですか。少額短期保険に関心を持っていただきましたか。
最近では、少額短期保険会社一社一社ではインパクトが少ないと、複数社が共同で「お手軽ミニ保険.com」というサイトを作ったりして共同戦線を張ったりしていますので、是非アクセスしてみて下さい。
「旬」が近づきつつある少額短期保険に注目して行きましょう。