2012年10月09日 10時12分更新
エース保険が国内損害保険業界で初めて「歯の保険」を開発し10月1日から販売しています。
歯科治療費用を負担するという保険で画期的ですよね。
エース保険の韓国では2008年から販売していて、既に契約件数80万件、年間保険料115億円と大きな反響があり、日本にも上陸した形で今回の販売になったものとのこと。
歯科治療の多くは、健康保険で行えるもの、見た目の自然さを重視して歯科医師が自由診療を推奨する二通りがあるそうで、今回の「歯の保険」は健康保険が適用される場合と自由診療の場合の両方で歯科治療の自己負担分を補償しようと言うもの。
但し、健康保険適用の場合、年間15万円、自由診療の場合は年間20万円までと限度額が設定されます。
補償の対象となる治療は、「インプラント」、「ブリッジ」、「インレー(詰め物)」、「クラウン(被せ物)の4種類。
虫歯治療や、歯ぐきなどの歯周病治療、抜歯手術を伴う保険診療範囲内の歯科治療、親知らずの治療などが該当するということで、中々幅広い補償となっています。
補償対象外となるのは、ホワイトニングなど健康保険などで対象となる歯科疾患以外の主に「美しさに焦点を当てた歯科治療」となります。
保険加入プランは、次の3タイプあります。
ニーズは十分ありますよね。
残念ながら、10月1日からの販売は、エース保険が提携しているクレジット会社のカード会員とその配偶者・子どもと限定スタートですが、代理店や通販などの準備が整い次第、順次他の販売チャネルでも販売していく方向とのことですので、暫し、お待ち下さい。
こうした「新商品」を販売して市場に喝が入るとイイですね。
損害保険会社は昨年の東日本大震災、タイでの洪水被害、今年に入っては中国の暴動被害と大型保険金支払いが続いていて赤字が続いていて、こうした新商品を世に出せる体力が無くなっています。
こうした中、エース保険の新商品注入は注目すべきだと思います。
また、「ミニ保険」として少額短期保険も注目されつつあります。
少額短期保険では、企業や団体の「オリジナル」な保険商品を開発することが可能です。
当然、ある程度の規模が無いと保険商品として存在できませんが、1万人の加入が見込まれるマーケットであれば対応可能です。
こうしたマーケットがあるので、こんなオリジナル保険を作りたいとのご依頼はありませんか?
そういったご依頼がございましたら、是非、Dr.ウエノにご用命下さいませ!!
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