2014年10月14日 11時53分更新
いつ、誰から教わった言葉かわからないが、以前から、この言葉
「ストリート・スマート」が好きだ。
自分で勝手に、「市井(しせい)の知恵もの」と定義している。
要するに、最も身近な相談役。
半径1キロの範囲にいる、すぐ会えて頼りになる人。
おせっかいで、博学で顔が広くて、人情に溢れていて、
何か困ったことがあれば、真っ先に顔が浮かぶような人だ。
落語の中では、「横丁のご隠居さん」として現れたりする。
知識と知恵と経験を基に、具体的に生活全般のアドバイスをしてくれる。
私たち保険のコンサルタントに求められている像にオーバーラップする。
その強みは、「ブック・スマート」つまり「机上の空論」ではないことだ。
彼らが手に負えないことは、本当の専門家(アカデミック・スマート)に
つないでいく。
ちょっと話は違うが、先日、日本で最大級のママサークル(全国で2000人
以上の会員を有する)「ひめまま」を率いる坂上愛佳さんの講演、
「ママコミュニティ代表が教える ママに効果的なアプローチ法&あなたの
魅力を引き出すセミナー」を聴いた。
ハッとさせられた。
ママさんの相談に乗るとき、男性のスーツ姿はNGだそうだ。
スーツ姿は、ママから見ると戦闘服に見えて、緊張感を醸し出し、
心が打ち解けないそうだ。
男社会、サラリーマン社会の経験からは、予想だにできない反応、アドバイス。
こんな知恵を授けてくれる人を、やはりストリート・スマートというのだろう。
いくら、知識(ブック・スマート)があっても、ここの気づきがなければ
台無しだ。
まだまだ、たくさん具体的なことを教えていただいた。
「ママが嫌がる3つのポイント」とか…。
セミナーはあと数回開催予定。
生命保険会社が銀行などの窓口を通じて販売する「外貨建て保険」で苦情が相次いでいる問題で、全国銀行協会の藤原弘治会長(...
上野 直昭 03月01日17時49分