2013年09月12日 11時49分更新
「終活」という言葉は流行語にも選ばれ、完全に市民権を得た感じがしますね。
「終活」ということを認知させるために「終活カウンセラー協会」が産声を上げて数年。全国に「終活カウンセラー資格」を取得した方も多くなってきました。
こうした中、先月24日「終活フェスタ2013 IN東京」が終活カウンセラー協会主催で開催されました。
会場には色々な「ブース」が出店されました。
・お棺が置いてあって実際に入ってみてお棺の居心地を体験できるブース
・元気な姿を遺影にしようと何バージョンも撮影してくれるブース
・葬儀保険を販売している少額短期保険会社のブース
・シニアの方の保険見直しを提案する保険会社のブース
・エンディングノートや葬儀・相続・信託等々に関する書籍を販売しているブース
・介護事業のブース
故人の方がお好きだったものを蝋燭にしたものもありました。故人がコーヒーをお好きでしたらコーヒーカップの形をした蝋燭があり、これに日々火をつけて拝むことで少しずつコーヒーが減っていくという蝋燭で、故人が飲まれたという感じがして良いとかなり売れていました。
「湯灌」を実際にして見せているブースもありました。
「湯灌」って亡くなった方の全身をお湯で優しく洗ってあげて洗髪もしてくれるというもので機材を持ち込んで実際に実演していました。
滅多に見れるものではないので大勢の参加者が見学されていました。
特に女性の方には最後に湯灌してお化粧をしてあげて綺麗に旅立って貰いたいと思いますので、見学者も圧倒的に女性が多かったですね。
当日は、10時から16時までの開催でしたが、何と2100名の方々が来場いただきました。皆様、熱心にブースを見学され、実体験出来るものには全て挑戦されていました。ネクタイ派手夫も保険ブースを出店していましたが、色々な方に声をかけていただき、色々なお話しを聴けて大変役立つ時間となりました。
「終活フェスタ2014 IN東京」の開催も既に決定したそうです。
来年8月に同じ浜松町の会場で開催されます。
「終活」「シニアマーケット」に関心のある方は是非出店いただき生の声を聴かれると良いと思いますよ。
保険ショップは保険の販売だけでなく、こうした「終活」全般での助言が出来ることも求められています。
フィナンシャルショップ化、シニアの方にターゲットを絞った終活情報ショップ、相続・葬儀・信託等々といったあらわるご相談をそれぞれのプロにトスアップ出来るショップ等々に「変態」の時を迎えています。
そのためにあらゆる情報を入手する必要があります。
アンテナを張って色々な最新情報やお客様の消費者動向を的確に掴みながら変態することが肝要ですね。