2017年12月21日 18時02分更新
「楽活」というイベントを見学して来ました。
「楽活」は楽しい人生を送るために、美術ジャーナリストと一緒に全国の美術館巡りをしたりしてアートを楽しむとか落語といった演芸を楽しむとか等、心を豊かにする行動を通して実践して行こうという企画です。「終活」というワードもありますが、「お仕舞支度」をするというイメージでは、政府が行っているように100歳まで元気で生きようという主旨に若干合わなくなっていると思います。その意味では「楽活」はワードとしても受け入れやすいのではないでしょうか。
日曜日の午後2時から4時まで東京・日本橋の会場で「楽活」の第一回のイベントが開催されました。
「日々楽しい生活を」送るための「楽活落語会withお助けセンター」と称してのイベント。日曜日の午後からでしたが、年配の方を中心に多くの方が参加されました。主催者に確認しましたら、新聞折り込み等での案内だけとのことでしたが、開催場所の立地が良いので日曜日の買い物ついでにお越しになられた方が多いように思いました。年配のご夫婦や情勢グループが目立ちましたね。
この日のイベントのメインは「落語」。
春風亭三朝師匠による落語「片棒」の20分ほどのお話を楽しんだあと、主催者である日本橋さくら法律事務所の上野晃弁護士が「落語片棒から学ぶもめない相続」セミナーを開催されました。相続というテーマでしたが、参加者はイベントの入口であった落語からのセミナーでしたので、関心を持って聞かれていました。こういう導入方法は大変面白いと思いましたし、効果もあると思いました。
その後、休憩を取って、再度、春風亭三朝師匠に登場いただき、この日に合わせた落語を一席演じていただき、会は終了しました。
参加者は皆さん、落語が2題聞けて、相続セミナーも聞けて、楽しそうに帰られていました。
まさに「楽活」という感じでした。
落語「片棒」は相続に繋げ易い演題で、相続に関連した古典落語は他にもあるとのことでした。関西では創作落語を活用したこうしたセミナーもあるようですが、関東では古典落語でないと集客できないそうです。
ということで、2月6日開催の結心会定例会にも春風亭三朝師匠にお越しいただき、落語を演じていただくことになりました。研修所に高座を作って2題ほど演じていただこうと考えています。
楽しみながら相続を学ぶという切り口を是非、聞いてごらんになりませんか。
結心会定例会参加申込は結心会ホームページから出来ます。
面白いと感じられた方は是非参加申込をお願いいたします。
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