2017年04月03日 17時52分更新
2017年度がスタートし、4月1日に各企業の入社式が実施され、メディアを通じて、入社式でのトップのことばが報道されていました。
幾つかをピックアップしてみましょう。
・ニトリホールディングス似鳥昭雄会長
「成功はすぐ忘れて現状を否定せよ」
・JR東日本 冨田哲郎社長
「思考停止に陥れば成長は止まる」
・ローソン 玉塚元一社長
「高齢化や過疎化進むとコンビニは必要不可欠」
・イオン 岡田元也社長
「顧客の変化に遅れることなくスピード感を」
・スズキ 鈴木修会長
「海外売り上げ60%。国際感覚を」
・JTB 髙橋広行社長
「グローバルステージでも一切の負い目なく戦え」
・西武ホールディングス 後藤高志社長
「働き方改革を進めイノベーションを」
・すかいらーく 谷真社長
「よい仕事は充実した家庭と生活あってこそ」
・ANAホールディングス 片野坂真哉社長
「みなさんはロボットより手ごわい。個性があるから」
・みずほフィナンシャルグループ 佐藤康博社長
「テクノロジーの進化が金融の姿を変える」
先の見通せない時代故に、現状に留まらず「常に変化、進化を求める」発言や、近年目立っているブラック企業脱出を目指した「働き方改革」の話が多かったようですね。
金融についてみると、みずほフィナンシャルグループ・トップが「フィンテック」を話題にし「50年に一度の大きな変革の時代」を如何にイノベーションするかを話されていました。
フィンテックはご存知のように「ファイナンス」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語で「ICTを駆使した革新的あるいは破壊的な金融商品・サービスの潮流」などの意味で使用されています。何か遠い話と思っていましたが、最近はフィンテック関係企業様との接点も増え、ベンチャー企業と保険会社のコラボも何か出来ないかと色々と模索しています。
2016年度以上に大きな変貌の年となるであろう2017年度。
如何に舵取りをするか、トップの手腕が問われますね。