2012年01月12日 14時05分更新
このコラムのタイトルでもある『わかる・できる・おもしろい』という言葉は
外資系生保にいたときの、部のメインテーマです。
10年ほど昔のことですが・・・
各部署が「伸展率△◇%!でカナダに行こう」とか「営業成績△◇必達で△※◆!」という
スローガンをかかげているときでしたから、当時はちょっと視点の違うテーマでした。
教育部として、セールスプロセスに則ったお客さまへのプレゼンをいかに出来るようするか、
セールスパーソンの成績をどのくらい底上げ貢献できるか・・・など課題はたくさんあったのですが
「どんな目標をたてたとしても、根底にあるのはこれですよ」と当時のAVPが言った言葉が
【わかる・できる・おもしろい】でした。
【わかる】なぜこの方法を学ぶのか、身につけるのか、という「理由」を理解する。
そして「基本をきちんと理解」する。
例えば、なんでお客さまとの面談で最初に会社案内をしなくちゃいけないか?とか。
お客さまに安心して聴いてもらえる場を作るためでもあるし、伝える自分にとっても、
この仕事への誇り・ここで働くことへ意味などに気付いたりもします。
お伝えする基本をしっかり学びます。
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【できる】自分が身をもって体験して、身につけ、できるようになる。
覚えたことを実践です。
会社案内のフリップをロールプレイングして、相手に心から伝えられるように練習します。
(1回や2回じゃなく何度でも。10回以上オンカメラでのトレーニング!)
お客さまにきちんと伝えられるようになり、マイストーリーなんかも盛り込んじゃってます。
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【おもしろい】成功体験が積み重なっていき、おもしろくなってくる
成功体験があったり、お客さまから反響があったりで、「会社案内をする」ことが実感として
おもしろいと感じられるように。義務感でやらされていない。あたりまえにそれが自分の血肉
になって、ワクワクしながらそれに取り組める状況です。
理解して、できるようになって、それがおもしろいと思う。
受講者のひとりひとりが、そんなサイクルがくるくるまわるように サポートする。
教育やトレーニングにある根底のテーマは、まさにこれだと思っています。
永遠のミッションです。
FIS-FUJI(非該当)-38
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