2015年08月03日 17時43分更新
以前にも触れたと思うが、「セミナーセールス」という言葉を耳にしたのは、
某社のコンベンションに招かれた30年前のことだった。
その時のアメリカのチャンピオンから、彼らの秘訣を聞いたときに、
この言葉が出てきた。
「彼ら」と言ったのは、夫婦の協動だったからだ。
そして今、この言葉は日本でよく耳にするようになった。
それだけ、この手法が広まっているということだろう。
しかし注意しないと、結果は期待を裏切り、とんでもないマイナスをもたらす
ことがある。
改めて考えてみると、セミナーセールスには、私たちがやっと身につけた
対個人向けの「セールスプロセス」とは全く違った取り組みが必要である
ことが見えてくる。
「人を集めて保険の話をする」では、前述のように散々な結果となる。
しかし、現状はこれがほとんどだ。
「セミナーセールス」とは、ひとつのイベントであり、仕掛けだ。
そこには、周到な計画、シナリオ、役割分担などが必要になる。
そして、計画立案、実行、フィードバック等の総合的なプロセスを
コントロールしなければいけない。
これに気付き、上手く運べば、
アメリカの彼らのようにチャンピオンの地位が約束されるだろう。
「セミナーセールス」を甘く見てはいけない。
繰り返すが、「人を集めて、保険の話をするだけ」では結果はついて来ない。
腰を据えて「セミナーセールス」の覇者に挑戦することを、おすすめしたい。
前の記事
2012年12月期の既存店売上高が9期ぶりに前年実績を下回り、今年に入ってからも同売上高の2ケタ減が続くなど、業...
ネクタイ派手夫 04月01日10時36分