2014年02月17日 13時09分更新
通販大手の「千趣会」をご存知の方は多いと思います。
ネクタイ派手夫も、昔、地方で会社に勤務していた時は、千趣会のアイテムがお洒落だったので色々なアイテムをゲットしていた記憶があります。
その千趣会グループの「千趣会ゼネラルサービス」社が、「銀座」に「来店型保険ショップ」をオープンしたいというニュースを見かけました。
「千趣会」はカタログ販売で「モノ」を購入すると「保険のカタログ」も「同梱」されていて、そこからコールセンター経由で保険ニードのある顧客を開拓し、保険代理店との協業的な取り組みで保険募集をしていました。
2009年からは「会員向け保険セミナー」を開催し、これまでに何と延べ2万人が参加しているそうです。僅か4年で、なかなか凄い数値ですね。
「会員制故のブランド効果」ですね。
このセミナーを通じて保険や金融関係の相談を受け付けていたものですが、「小さい子供がいてセミナーに参加出来ない」という顧客からの要望があり、2013年1月から「全国約400人の提携FP」による個別訪問相談を開催し、月1000件以上の訪問を行ってきました。それにしても、これも驚愕の数値ですよね。
ところが、「初対面」のFPと「自宅」で面会することに「不安」を持つ顧客や、家族と一緒に話しを聴きたいという顧客の声が多くあったことから来店型保険ショップを2014年1月からスタートさせたというものです。
なかなか、スピード感ある対応ですね。
この来店型保険ショップは、『完全予約型』で、「会員限定」というのが味噌!
「千趣会」の会員は「20~30代の女性が中心」で、こうした層に人気が高い「銀座」で窓から歌舞伎座が望める絶好のロケーションをわざわざ選択して出店したとのこと。
なかなかお目が高い!
千趣会の会員数は、何と「1200万人」!
会員向けに年間1億5000万冊のカタログを発行し、「5000万人弱が年一回以上購入」しているそうです。
女性中心の顧客層を意識して、「乳がん触診モデル」を展示したりカフェやキッズコーナーも併設とのこと。
しかも、この保険ショップでの保険販売は提携する保険代理店「二社」との共同募集で展開するとのことです。
まさに、今、我々が推進している「モデル」だと思います。
ブランドを活かした「顧客サービス」の一環としての「保険事業進出」、それを自力でなくプロの保険代理店と業務提携して一挙に進めるという「合理性」、これこそが今後の保険ショップの「モデル」です。
いよいよ来ましたねー!
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