2011年12月28日 11時01分更新
<12月14日 水曜日 雨>
今日は胃のバリウム検査。つくづく最近思うのだが、医療従事者は立派である。
いつもどおり検査の30分前に地下X線受付へ。しばらく待つとリュウ・ホセイっぽい(もっと男前でしたが)技師さんがあらわれた。ひととおり検査の説明のあと、おもむろに鉛が仕込んでありそうなエプロンをかけはじめた。「えっ、ここにいるんですか?」と聞くと笑顔で「ハイ」と笑顔のご返答。壁の向こうのオペレーションルームっぽいとこから支持を出すのでなく、検査台の横で操作をはじめられた。感服しました。放射線にヒステリックな昨今、よくぞまぁと思って「被爆とか大丈夫なんですか?」と聞くと、「普通の健康診断より詳細に検査しようとすると細かい操作が必要なんです。私の少し右と患者さんの少し右は違うんですよ。それに職業ですから。」うーむ、ご立派。
【本日の治療費】3,720円
夕方から池袋の喫茶店で医療コーディネーターとあった。そもそも医療コーディネーター(MC)とはなんなのか説明してもらった。
彼女(女性でした)たちは、看護師や医師などの医療従事者として働きながら、その専門知識を私のような素人の病人に役立ててくれるというありがたい存在。具体的には、医師が難しい言葉で説明したことをわかりやすく話してくれたり、処方された薬がどんなものか説明してくれたり、セカンドオピニオン等医療情報を提供したり、医師との診察に立ち会ってくれたりする。医療と患者の架け橋的な存在なのだそうだ。
確かに、病気になると知識のないなかで、短い時間に大きな決断をせまられることが多い。病院の選択、医師の選択、治療法の選択...お医者に勧められるとやはり知識差から治療を断れないなんてこともあるかもしれない。そんなときに気軽に相談できる相手がいるとありがたい。気軽っていうのがいいんだと思う。パソコンや車を買う時に、その道のヲタクに相談するみたいなノリで話せる。もちろん決断は自分でしなければいけないが、不安の解消にはなる。親や上司に相談して、そのひとの偏見で誤った治療法を選択する(ガンは切らずに紅◎キノコで治す的な)愚はおかしたくない。私は心強く感じた。
日本医療コーディネーター協会 http://www.jpmca.net/
【医療コーディネーター費】10,500円(60分)+交通費700円