2012年03月13日 10時13分更新
人事異動が発せられて転勤ですという声を良く耳にするようになりました。そんな季節ですねー。新しい土地に行って、新しい住居に入って、新しい職場で働く。こんな生活をDr.ウエノも30年以上繰り返してきました。本人は仕方がないとしても家族にとってはなかなか大変なことなんですよね。
で、新しい賃貸住宅に入る度に、当たり前の様に不動産業者さん等から火災保険に加入するよう指示されますよね。ちなみに、皆さんは言われるままに保険加入されていますか?
勿論、加入を指示される保険って、どんな補償なのかご存知ですよね。
良い機会なので、一応、確認をしておきましょうか。
まずは、家財の火災保険ですよね。
補償内容としては火災やガス爆発に因って家財が燃えたとか、落雷に因って電化製品がショートして使い物にならなくなったとか、給排水設備の事故で水濡れになって電化製品が使い物にならなくなったとか、盗難になったとか等々が対象となります。勿論、これに別途地震保険は加入しないといけませんよね。所謂「モノ」保険になります。
二つ目は、個人賠償責任保険。
お風呂の水を出し離しにしていて階下の方に水損を与えた場合やベランダから植木鉢を落として駐車中の車両を傷つけたといった場合に負う法律上の賠償責任を補償する保険になります。自転車で走行中に誤って歩いている人にぶつかってケガをさせたというケースも当該保険でカバーできるので加入すべき保険です。
三つ目は、借家人賠償責任保険。
火災・爆発等の事故に因って借用住宅に損害を与え、大家さんに対して法律上の賠償責任を負ったような場合に補償する保険です。大家さんに対する賠償ですから、この補償も必要ですよね。
こうした三つの補償をセットにした保険を入居時に求められる訳ですが、加入しておかないとマズイなーという内容ですよね。
でも、少しでも保険料を下げたいと思われるのは当然!
下げようとすると人の手間が介在しないネット系で申込が出来る保険会社をまずは探してみましょう。手間がかかっていない分、保険料は安いはずですよね。更に、マンションでセキュリティがしっかりしている所では盗難事故とかは想定し辛いですし、また中高層階では「水に浸かって家財がびしょ濡れになるといった事故」や「台風の風による損害」も想定し辛いですよね。
ですから、こうした補償を削除することで、保険料は一定量下げることが可能となります。
大手損害保険会社が作っている商品は「高機能高付加価値」商品です。だから保険料も高くなります。シンプルにこの補償だけ必要ということで補償内容も選択できれば無駄な補償分だけ保険料も削減できるというものです。簡単な原理ですよね。
「シンプル」というか「一芸に長けた」というか、そういった保険商品が世の中にはあります。一流メーカーでなく、例えば少額短期保険業者でも、こういった保険の取り扱いをしています。
補償内容までチェックして、賢い選択をすることが、損害保険では必要だと思いますね。
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