2016年01月14日 18時59分更新
年末年始でお近くの神社に行かれる方も多いと思います。正月三日間で数百万人の初詣客が来る神社もありますが、それでも全ての神社が「赤字」だということをご存知でしょうか。
神社の主な収入は、お守りや賽銭、祈祷、婚礼。
お寺と違って葬儀がないので収益が安定しない上、婚礼も教会などとの競争が激化し総数が減っていて、あの有名な京都の下鴨神社ですら境内の一部をマンションにしないと生き残れない状況に陥っています。
テレビCМを放映して「初詣に是非お越し下さい」とアピールしている神社もありますが、完全に「待ち」の集客体制である神社。そこで、神社も集客の工夫をし始めています。
その一つが「おみくじの翻訳」。
成田山新勝寺のおみくじは裏面に「英語、中国語、韓国語」が記入されたおみくじがあります。訪日客にもおみくじを楽しんでもらうことで収益を上げようとの企画ですね。因みに、大吉は「EXCELLENT LUCK」、吉が「GOOD LUCK」だそうです。こうした効果もあり、英語や中国語等で書かれた絵馬も登場しているとのこと。訪日客がおみくじや絵馬を購入してくれて、お賽銭も入れてくれると神社の収益は大幅に改善されますよね。上手くPR出来れば、「お守りを爆買い」してくれてお土産に100個とか言った現象が引き起こせば凄いですね。
もう一つは「出張初詣」。
老人ホームとかなかなか初詣に行けないという場所に神主さんが足を運び、祈祷もしてくれて、おみくじも引けるというサービスを提供しています。
同様に、保険ショップも「待ち」の営業では生き残れません。
外国人対象の保険では「日本で生活する外国人に特化した医療保険」を販売しているビバビーダメディカルライフという少額短期保険業者があり、以前、保険ショップに「ブラジルの国旗」とかを掲げるだけで来店客が増えたこともあります。全て保険会社対応で現地の言葉で商品内容等を説明してくれますので意外と扱うと面白いと思います。
出張については、保険ショップでは来店に限定せず、顧客の利便性に応えるために既に訪問販売も取り入れていますよね。乳児を抱えたママに保険ショップに来て下さいと言ってもなかなか行けませんので、そこはご自宅に出張して商談をしています。
如何でしょうか。
完全「待ち」営業で苦労されていて明るい光が見つからないという業態の皆様、保険ショップにはその解決策が既にいくつかありますので、案外、保険ショップに相談されたら解決策が見つかるかもしれませんよ。
保険ショップへの質問で一番多い「いつ見ても来店客がいないのに何故10年間も潰れないの?」の質問の答えは実はちゃんとあるのです!!
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