2018年02月22日 18時52分更新
2月6日~7日の二日間、AIG損害保険多摩研修センターにおいて第37回結心会定例会を開催しました。今回も全国から84名の参加を得ました。ご参加いただき誠にありがとうございます。
今回は、代理店としての「質」を担保するための3つのことを初日に行いました。
最初は、「お客様に常に寄り添い徹底したCustomer in」ことが地域オンリーワン保険代理店になることであり、「質」とは付加価値であり、付加価値は外部との提携でしか生まれないということを第一勧業信用組合新田理事長にご登壇いただき、基調講演いただきました。
当信用組合は「芸者さんローン」というコミュニティローンで有名で、「人を目利き」して無担保で融資されています。まさに、川下に徹した展開で、全国各地から集まった代理店も地元を想定しながら今後の展開を考えるきっかけを作っていただきました。
二尺目は、キャンサーペアレンツの会 西口代表のお話を拝聴しました。
西口代表はステージ4のがん患者で小学生のお嬢さんがいらっしゃいます。ご自身が、がんの告知を受けた際の感想や今の生きる力をお話しいただきました。がん保険等の保険を販売している保険代理店は商品を売るだけでなく、こうした患者の方をいつまでも寄り添い出来ることは限られているとは思いますが、出来ることを確実にやることが大切だと思い、西口代表に来ていただきました。こうしたことまできちんとできてこそ、真の保険代理店であり、「質」が高い代理店と言えると思います。
三尺目は「楽活」をご紹介しました。
「楽しく生活する」ために何をどうするかを探求していこうという活動で、落語家の方に来ていただき、机を並べて高座を作り、「片棒」という古典落語を聞きました。三人の息子が登場し、親が死んだ際の葬儀の仕方について話をするというもので、結構、遠いですが、ここから「相続」を感じていただき、落語を通じて楽しく相続を知るという一つのアイテムを紹介しました。
生の落語を聞く機会もないので、楽しみつつ、これを相続であったり資産形成系マネーセミナーにつなげるとか色々な展開を想像しながら、拝聴しました。
二日目は、いつものように20分程度のプレゼンが次から次へと発信されました。
インスタを業者にお金を払うとAI等を駆使して半年で10000フォローワーを獲得してくれるとかもありました。10000フォローワーあれば、保険ショップのスタッフがインスタを通じて集客や保険の認知活動をすることか出来る可能性がありますよね。折り込みチラシやウェブ集客の時代ではなくなっていますので、流行りのインスタを活用した集客をご紹介しました。
その他では、新しいライフプランソフトの提案、ロンドンからブローカーの方に来ていただいて「今こそ代理店辞めてブローカーではないか」と一石を投じていただいたり、家賃賃料引き下げ提案、今が旬な学生寮の紹介等々が続きました。
学生寮はこの4月に地方から都市部に進学される方に共立メンテナンス社の学生寮を紹介しようというもので、出身地も違い、通う学校も違う学生が学生寮に入ることで大切な友達と出会い、人生に大きな影響があると発表されていて、確かにとそうだと思いました。
次回の第38回結心会定例会は、4月17日~18日の二日間でAIG損害保険多摩研修センターで開催されます。
是非、一度、体験下さい。