2018年02月22日 19時01分更新
週末いつもの「がっちりマンデー」を観ていたら、過去10年間の中、直近で最高益を達成した企業の紹介をしていました。
一つは、「エステー」社。
「消臭力」といった特異なネーミングでテレビCMでもお馴染みの会社ですが、5年前に社長交代して色々な改革をして直近最高益を達したと放送されていました。
ポイントは、女性社長に体制を変えたこと。
女性社長が「女性目線」であらゆる商品のデザインを一新したことで業績が拡大したというものでした。従来は「おじさん」が作っていたので、女性社長曰く「スポーツ新聞のような見出し満載のパッケージデザイン」だったとのこと。これを女性目線で完全に見直し、単価も上げたところ、業績が急拡大し、今では主要部署は女性が仕切ってました。
もう一つはカタログ通販会社のベローナ社。
カタログ通販の冊子数は160種類を超え、超細分化されていて、紹介されていたのが、看護師のナース服専門のカタログ誌でした。
看護師は病院の負担でカタログから自分の好きなデザインのナース服や聴診器等も選べるということで、圧倒的シェアを誇っていました。
やはり、購買の主役は女性ですよね。
であれば、当然、女性目線の企画が作れなければ売れないということになります。
保険も同じ。
たまに保険会社からパンフレットのデザインについて意見を求められますが、大抵、担当部署は女性ばかりです。パンフレットも女性目線で見やすい、可愛いの要素がないと読んでもらえないのです。
保険ショップは基本、女性スタッフで日々運営されています。
毎日、掃除で始まり、女性目線でポップ等を創り、女性目線でのイベント展開で保険ショップは栄えて来ました。
それを思えば、損害保険の代理店は男ばかりな感じがします。損害保険業界が衰退しているのは未だ女性目線で仕事ができていないことが要因だと常々考えていましたが、このテレビを観て確信しました。
女性に一任して女性目線での保険募集体制を作ることが、勝ち残れる方法かと思いますね。
社外取締役は出来る限り女性にされることをお勧めします。
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