2012年08月16日 10時18分更新
来店型保険ショップ大手「保険クリニック」を展開するアイリックコーポレーション様とアメリカンホーム社が提携とのニュースが報道されました。
アメリカンホームは通販専門の損害保険会社として広告での広報活動と電話やインターネットを活用した保険募集を行ってきていて、一方、アイリックコーポレーションは全国に156店舗の来店型保険ショップ「保険クリニック」を展開しています。
近年、販売チャネルが多様化し、来店型保険ショップを利用する半面、来店型保険ショップを利用する顧客の多くが予めインターネットなどで情報収集を行っていることから、両社の強みを生かす形で今回の提携に至ったものです。
スキームとしては、保険クリニックに来店した顧客がアメリカンホームの保険商品の説明を受け、その場でインターネットから契約手続きを行うことが出来るというもの。また、全国に保険クリニックが展開しているため、顧客は身近な代理店のサポートを受けることが出来るメリットもあります。
最近は来店いただく顧客の多くが予め自分で調べた上で「セカンドオピニオン」を求めて保険ショップに来店されているので、こうしたショップとネットの融合は今後益々拡大して行くでしょうね。
イオンも仮想商店街をスタートさせました。
これも顧客がインターネットで実際のイオンショッピングセンターで扱っているのと同じ商品を掲載することで予め顧客が商品を調べて実際のショップに行って実際に見て触って商品を購入すると言う流れを作ろうと言うもの。
この流れも「WEB」から「REAL」なショップに誘導というスキームですね。
今、流通自体がこうした流れに変わってきています。
「WEB」で見て「REAL」なショップで実際に見て、服であれば試着して購入する、或いはもう一度「WEB」に戻ってWEBサイトから購入するという流れです。
以前は店舗をブラブラしつつ「ウィンドウ・ショッピング」を楽しみ、幾つかのショップに入って店舗スタッフと会話を楽しみつつ、何度か通って最後に購入するという流れでしたが、今はまずはインターネットで調べてという流れに変わりました。
今日は飲み会となると幹事は間違いなくネット検索して幾つかの居酒屋を探し、口コミ等を参考に決め、クーポンを印刷して少しでも安くしようとしますよね。
保険購入の流れもこうした流れになるのは間違いないと思います。
保険代理店自らがWEBサイトを構築するには資金が足りません。
一方、資金もあってWEBサイトを使って保険募集等をしたいとお思いの企業様は多いですが、やり方が分からないし、REALな保険ショップと組まないと「WEB TO REAL」の流れに乗れないとお悩みの所も多いと思います。
こうした「WEB」と「REAL」を繋ぐ組織として、今、「一般社団法人保険健全化推進機構 結心会」が注目を集めています。
まずは、結心会にご相談されることをお勧めしますよ。
「WEB TO REAL」の波を保険業界にも定着させて行きましょう。
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