2014年09月16日 11時15分更新
保険ショップの役割が変わって来ないといけないと常に考えています。
常々、保険ショップは「変態」しないとダメと言い続けていますが、その背景の一つには社会の変化があります。
最近、こんなニュースが報道されましたが、ご記憶にあるでしょうか。
「一昨年行われた体外受精は、32万6000件余りと初めて30万件を超え、この治療で産まれた子どもはおよそ3万8000人と、これまでで最も多くなったことが日本産科婦人科学会のまとめで分かりました。」というニュースです。
凄い数値だと思われませんか?
専門家は「不妊に悩む30代半ば以降の夫婦の増加が体外受精の増加につながっている。
仕事と家庭の両立など、出産や子育てがしやすい環境作りを急ぐべきだ」と指摘しています。
日本産科婦人科学会によりますと、一昨年1年間に全国の医療機関で行われた体外受精は32万6426件で、前の年より5万6000件余り増えて、初めて30万件を超えました。伸び方が半端じゃないですよね。
晩婚化により子どもが出来にくいなっていること、食生活の偏りによる不妊が多くなっていること等が要因ですが、この治療で産まれた子どもは3万7953人で、前の年より5500人余り増えてこれまでで最も多くなりました。
実に、1年間に誕生する子どものうち、27人に1人が体外受精で産まれた計算になります。
体外受精の治療を受けている女性の年齢は30代後半から40代前半が最も多く、出産に至る割合は、40歳で8.1%、45歳で0.7%と年齢とともに下がっています。
不妊治療に詳しい国立生育医療研究センターの齊藤英和医師は「不妊に悩む30代半ば以降の夫婦の増加が体外受精の増加につながっている。
女性の社会での活躍が期待されるなか、仕事と家庭の両立など出産や子育てがしやすい環境づくりを急ぐべきだ」と話しています。
子どもを育てやすい環境を創ろうと、各地では「ママサークル」が活動を展開しています。ですが、残念ながら、ママサークルが『集える場所』がないのが実態です。
集まる場所が無ければ活動拠点がない訳ですから、毎回何処かの個人のお宅に集まって開催する訳にも行かず、続きませんよね。
こうした「場作り」を全国の保険代理店事務所、保険ショップを活用して貰うのです。
こうすることで、ママサークルは「集える場所の確保」が出来ます。保険代理店にとってもママが集まってくれれば保険の話にも展開するチャンスが開けますよね。
そのために、保険代理店事務所、保険ショップの『変態』が必要なのです。
変化し続けない限り、保険代理店は生き残っていけません!
社会貢献のためにも、考え方をそろそろ変える時期だと思いますよ!
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ネクタイ派手夫 04月15日11時07分