2014年09月08日 10時45分更新
人って、「飽きやすい」ですよね。
だんだん、サイクルも短くなっていると思います。
今、テレビで露出の多い有吉や坂上忍、マツコデラックスもあと少しでしょうね。
従って、常に消費者の嗜好を確実に掴み、飽きさせない対応をしていく必要があります。
先般、NHKのプロフェショナルという番組に大阪のUSJを業績回復させた「ナニワの軍師ことマーケタ―・森岡毅氏」が出演されていましたが、最新の人気ゲームを徹底的にやってみたり、人気の漫画を読んだりして、「今何が購買の原動力になっているかを自らが探究する」姿が放映されていました。
他にも人気商品・アイテムは自ら購入して実際に試してみて消費者の嗜好を得る行動をされていましたが、流石!と久しぶりに見入ってしまいました。
「ものが売れるためには、何故ものが売れているのかってことを科学的に分析しないとダメで、数字にある裏側を読むことが大切。単に数字を見るのではなく、意図を持って数字を診ることが大切」と述べられていて面白く拝見しました。
また、森岡毅氏はテレビの中で、今までやったことがないことに果敢にチャレンジすることを推奨されていて「とにかく、バットを振ってみないと分からないだろう」ということで、何事にもチャレンジしたスタッフに「バット賞」みたいなものを授与する姿も放映されていて共感しました。
皆さんも、こうした行動を取られていますか?
今、どうしてこの医療保険が売れているのか、どうしてこの保険ショップは来客が増え続けているのかを自らの目で見て、分析していますか?
よく「うちの保険ショップに人が来ない」と嘆いている社長さんに会いますが、それって「お客様が来たくない要因」があることに気づこうとしないことに大きな問題があると考えています。
例え、山の中の一軒家の保険ショップだろうが、毎月100軒のお客様を来客いただくことは簡単だと考えています。
一つ確実にお客様に飽きさせないアイテムがあります。
それは「接客」です。「人と人との温かい、体温が感じられる接客」です!
先般、久しぶりに「ロイヤルホスト」で食事をしましたが、今なら当たり前に卓上にある「店員を呼ぶボタン」が置いてありませんでした。
手を上げて店員を呼び、注文をします。
食事の最中にも水が無くなったと思ったら、直ぐに水を注ぎに来てくれます。
ボタンを押さないと来ない「味気ない」店舗から、常に店員がお客様の動向をチェックしながら「おもてなし」の接客に変えたことで、行った日も満席状況でした。
ロイヤルホストも低迷の中、何が問題なのかを探求し、結果お客様に飽きられることの無い高い質での接客路線に戻すことで業績回復させました。
お客様は直ぐ飽きます!
前の記事
次の記事