2017年01月12日 17時50分更新
毎年、ネクタイ派手夫の保険流通革命の最後の題は、これになっている感じがしますが、やはり、保険代理店と保険ショップの差をいつも年末年始に感じてしまうので取り上げたいと思います。
それは、保険代理店は恐らく27日あたりには年内の営業を終えますが、保険ショップは、入っている商業施設に合わせて通常31日まで営業をしていることです。
2016年のカレンダーは31日が土曜日で新年4日には仕事始めの所も多いので、年末年始で保険契約が殺到するということはないと思いますが、年末年始の時間しか保険の事を考える余裕もない方々にとっては年末年始でも開いている保険ショップは有難いと思います。
「お客様の利便性」を考えスタートした保険ショップも12年ほどが経ちます。
「来店型保険ショップ」自体は完全に市民権を勝ち取り、今や全国各地に2300店ほどが存在するほどに拡大しました。
「良く行く商業施設に入っていて、食材を買いに行くついでに保険相談が出来る」、「時間も商業施設に合わせて夜20時位までやっていて仕事帰りにでも保険相談が出来る」、「保険代理店や保険会社が休んでいる土曜日や日曜日も開いている」等の利便性の高さで、ここまで拡大しましたが、お客様に一番時間がある「お盆休み(夏休み)」や「年末年始の休み」も開いていることで、認知度は大きく上がりました。
久しぶりに故郷に帰り、近くの商業施設に行ったら、保険ショップがあり、「いつかは故郷に帰るので保険は『地元』で加入したい」と、保険加入される方は相変わらず多くいらっしゃいます。不思議な光景ですよね。
ネクタイ派手夫も保険ショップに携わっていた頃は、31日の最終成果報告を受ける必要がありましたので夜遅くまで仕事をしていました。紅白歌合戦は当然のように見ることはありませんでした。しかも、元旦1月1日から商業施設の多くは開きますので、当然、保険ショップも開店となり、初詣帰りのお客様と保険の話を元旦からしていました。お客様の中には1月1日に保険契約すると保険始期が1月1日になると勘違いされて来店される方もいらっしゃいましたので、お客様の意向に沿うためには12月中での契約をお勧めする店頭ポップなどを作って、ご案内していたことを思い出します。
こうした特殊な業務形態が「産業障壁」となって12年前に保険ショップがスタートしても追随する保険代理店は皆無でしたが、今では年末年始も営業している保険代理店以外の業種業態が参入して来ています。
保険ショップにとって、2017年は大きな潮目の年となることに異論を唱える方はないと思います。
一方で大きなチャンスでもあります。
まずは、年内の営業をきちんと行い、利便性を求められるお客様にご満足いただける対応を取ることが大切です。
最後まで気合を入れて頑張って行きましょう。
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