2017年01月12日 17時56分更新
保険ショップで一番の強みは何でしょうか。
それは「既存契約者」と「契約には至らなかった来店者の個人情報」を持っていることだと思います。5年以上、保険ショップを運営していますと、新規来店顧客より、むしろ既存契約者からのアドオン契約依頼や紹介契約で意外と店舗の新規契約の60%程度は賄えているという実態があると思います。
訪販ではなかなか出来ない盲点ですよね。
やはり固定した場所に年中開店している保険ショップの利便性の勝利だと思います。
では、こうした強みを活用するためにはどうすれば良いかわかりますか。
答えは簡単!
既存契約者や過去半年間に来店されたお客様に「再来店を誘導する何か」を企画すれば良いのです。
既存契約者に「バースデイ・カード」を送る、「年賀状」送る所も多いですが、今や当たり前すぎて顧客に刺さらなくなっています。完全に無駄なコストだと思います。もっと、人が送らない時期に送らないと刺さりようがありません。
そこで、保険ショップ「鉄板イベント」として活用されているのが「バレンタイン企画」です。
やり方は簡単!
まずは既存契約者をデータ化し、1月末「着弾」でバレンタイン企画の葉書を送ります。葉書には、保険代理店で一番売れている保険商品を掲載し、「一年間保険料をお支払いいただいた御礼」を述べ(ここが大切!)、御礼として2月1日から2月28日までに契約をいただいた店舗にご来店いただきましたら漏れなくバレンタイン・チョコをプレゼントしますという内容のイベントです。
保険ショップで一番成果が出るのは毎年2月から3月。新入学で学資保険のニーズが高まり、人が移動するこの時期こそ保険を考える時期になります。この絶好のタイミングでお客様に再来店いただけば、アドオン契約に直結しますよね。
実際、ネクタイ派手夫の過去の経験では、出状したお客様の10%が再来店いただき、うち70%の方が何かしらの保険に加入というデータが鉄板化しています。
1000名に出状すれば結果70名の成約に至る訳ですので、費用対効果は十分ありますよね。
ご来店いただいたお客様には改めて一年間保険料をお支払いいただいた御礼を言って、お客様とのコミュニケーションを深めて行けば、間違いなく成果に繋がります。
葉書を出すことでお客様の住所データのクリーニングにもなります。万が一、宛先不明で返却されてきたら住所変更手続きでお客様と接することも出来ますよね。
今からバレンタイン企画は無理ですので、来年の1月着弾に向け、年間計画をしっかり立てて取り組んでみて下さい。
来店型保険ショップは工夫次第でいくらでも伸ばせるのです!
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