2012年04月22日 15時29分更新
商業施設に出店している保険ショップは通常「定借」契約で借りていて、契約書には○年○月までの定借であって、その後の延長は基本ありませんと書いてあることをご存じでしょうか。
実際に昨年から定借の期限に合わせて「退店」となっている保険ショップが相次いでいます。特に大手商業施設は元々保険ショップを自社ラインで保持しており、家賃収入よりは直接ショップ展開することで収益を上げて行こうと考えていますので、定借の満期は絶好のチャンスです。
なかなか、これを防ぐことは困難と考えますが、せめてもの動きで常に商業施設と接点を持つことが不可欠です。
例えば、東京資本で全国展開している保険ショップに、当該保険代理店の社長さんは毎年定期的に商業施設に行って商業施設マネージャーと挨拶をされているでしょうか。
また、商業施設のバックヤードに行くと「お客様の声」が表示されていますが、ご覧になっていますか。商業施設に入っている色々な店舗に対するお客様の声は凄く有難い情報ですので、必ず意識して見て、自身の保険ショップでは大丈夫だろうかと常に気をつけることが大切です。
商業施設が主催する防犯訓練、防火訓練、清掃、毎月の店長会議等には、きちんと参加されていますか。
清掃をされている方や買い物カートを集めている方等々、ショップの前を行きかうスタッフに挨拶されていますか?
それが「流通」を担うということです。
常に商業施設と接点を持ち、施設マネージャーとは常に会話する状況を1日でも早く構築下さいね。
次の記事