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「魂」を言葉にのせる|わかる・できる・おもしろい|古俣 一都

わかる・できる・おもしろい|古俣 一都

わかる・できる・おもしろい

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「魂」を言葉にのせる

教育部では、営業現場でお客さまにお伝えする「情報提供」の情報誌を製作しています。

 

売り込みが匂うものや、脅しが入るようなもの(笑)ではなく、

営業担当者がお客さまのために伝えにいかなくちゃ、と思える内容で

お客さま側も聞いてよかった、おもしろかったと思える内容がモットーなのですが。

 

 

次の情報誌製作にあたり、現場で介護保険の売り上げをトップに

伸ばしている営業担当者と話をする機会がありました。

 

 

彼は徹底した「情報提供」からお客さまの意識をこちらに向ける達人です。

 

そこには、強烈な売り込みや お客さまを言い負かすような手法はひとつもなくて

ただ

情報提供の時に、そこに「魂を言葉のせる」、込めるということだけをしています。

 

「魂を言葉にのせる」・・・今日のきれいごとではすまない介護の現状を伝え、

保険会社に身を置く自分の使命は 

その現実からいかに目の前にいる「あなた」を救う方法を伝えるか、わかっていただくか。

 

そこには彼が、自分の使命としてうそ偽りのない、「重い深い思い」を、相手に感じてもらうことだけ。

 

彼自身が 「魂がなくちゃ、だめなんです」 と何度も言います。

 

過去に身をもって介護の経験がある自分だから

家族がどんなに大変か知っている。

今も介護の現場に実際に足を運んで、実情にいつも目を向けて学んでいる。

 

何を相手に知らせなければならないか、を。

 

どんなに良くできたチラシやパンフレットをもってしても、

彼の言う「魂」=言霊の部分は紙面では表せません。

 

私たちは、この保険業界においてその仕事の「社会的意義」については何度も

学んできていますが そこに使命感を重く置いて、お客さまに対峙できているかというと

必ずしもそうではない場合もあると思います。

 

 

セールスマンとして、確かに売り上げは切り離せず、

お客さまに買っていただかなければ この仕事は続けていけません。

 

しかし、そこに使命感を全身で感じ、お客さまのために 自分がしなければならないことが

意識として叩き込まれているならば、

こちらが「買ってもらう」ではなく 相手自ら「買わなければ」「教えてくれてありがとう」 という双方の思いに。

 

この仕事が誇り、「聖職」だという所以を 今日あらためて感じました。

 

これから新たに製作に入る情報誌も、そういった魂の言葉が込められる内容に

またそういう思いをこめたものでなければ、と思いながら

インタビューを終えた今日でした。

 

FIS-FUJI(非該当)-48

 

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