2012年06月26日 18時38分更新
教育部では、営業現場でお客さまにお伝えする「情報提供」の情報誌を製作しています。
売り込みが匂うものや、脅しが入るようなもの(笑)ではなく、
営業担当者がお客さまのために伝えにいかなくちゃ、と思える内容で
お客さま側も聞いてよかった、おもしろかったと思える内容がモットーなのですが。
次の情報誌製作にあたり、現場で介護保険の売り上げをトップに
伸ばしている営業担当者と話をする機会がありました。
彼は徹底した「情報提供」からお客さまの意識をこちらに向ける達人です。
そこには、強烈な売り込みや お客さまを言い負かすような手法はひとつもなくて
ただ
情報提供の時に、そこに「魂を言葉のせる」、込めるということだけをしています。
「魂を言葉にのせる」・・・今日のきれいごとではすまない介護の現状を伝え、
保険会社に身を置く自分の使命は
その現実からいかに目の前にいる「あなた」を救う方法を伝えるか、わかっていただくか。
そこには彼が、自分の使命としてうそ偽りのない、「重い深い思い」を、相手に感じてもらうことだけ。
彼自身が 「魂がなくちゃ、だめなんです」 と何度も言います。
過去に身をもって介護の経験がある自分だから
家族がどんなに大変か知っている。
今も介護の現場に実際に足を運んで、実情にいつも目を向けて学んでいる。
何を相手に知らせなければならないか、を。
どんなに良くできたチラシやパンフレットをもってしても、
彼の言う「魂」=言霊の部分は紙面では表せません。
私たちは、この保険業界においてその仕事の「社会的意義」については何度も
学んできていますが そこに使命感を重く置いて、お客さまに対峙できているかというと
必ずしもそうではない場合もあると思います。
セールスマンとして、確かに売り上げは切り離せず、
お客さまに買っていただかなければ この仕事は続けていけません。
しかし、そこに使命感を全身で感じ、お客さまのために 自分がしなければならないことが
意識として叩き込まれているならば、
こちらが「買ってもらう」ではなく 相手自ら「買わなければ」「教えてくれてありがとう」 という双方の思いに。
この仕事が誇り、「聖職」だという所以を 今日あらためて感じました。
これから新たに製作に入る情報誌も、そういった魂の言葉が込められる内容に
またそういう思いをこめたものでなければ、と思いながら
インタビューを終えた今日でした。
FIS-FUJI(非該当)-48
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