2015年07月13日 18時30分更新
私の大好きな、山形のとある牧師さんのお説教の話。
地獄では、みんなが集められて、
それはそれは、美味しそうな料理が饗せられるそうな。
みんなお腹を空かせて、もちろん、地獄のように飢えている。
その面前に、
満漢全席のようなご馳走が並べられるという。
ただし、地獄の鬼たちが、食べ方のマナーを伝える。
箸を必ず使用する事だ。
やがて、箸が配られるのだが、
地獄に落とされた人々を驚かせたのが、
その箸の一本一本の長さが、1メートル以上あることだった。
箸でご馳走をつまむことは出来ても、
どうしてもそれを口の中に入れることができない。
人々は、慟哭とともに飢えに苦しみ続けるのだ。
さて、一方、天国でも同じように、同じ料理、
しかし、天国の住民は満腹しきって、
何故か??
天国の住人は、どうやって美味しい料理を、
とてつもない長い箸で口に入れることができたのか。
その答えは、
皆それぞれ、食べ物を自分の口に運んだのではなく、
他人の口へ運んでいたのだ。
最近、ある組織内の出来事を聞いてこのお話を思い出した。
地獄を天国に、
まず、試しに他人の口にご馳走を運んでみませんか。
地獄にお住まいの方々
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