2017年11月09日 17時53分更新
全国の小中高校と特別支援学校が2016年度に認知したいじめは、前年度比43.8%(9万8676件)増の32万3808件で、過去最多を更新したことが、文部科学省が26日に公表した問題行動・不登校調査の結果(速報値)で明らかになりました。3年連続の増加で、初めて30万件を超えたそうです。
大幅に増加したことについて、文科省は、これまで対象から外していたけんかやふざけ合いのうち、心身の苦痛を感じるような一方的な暴力行為を伴うものを今回からいじめに含めたことが大幅増の要因と見ており、「積極的に認知を進めた成果」として肯定的に受け止めているそうです。
「いじめの数」は、何と「小学校」は前年度比56.8%増の23万7921件、「中学校」は同19.8%増の7万1309件でそれぞれ過去最多。「高校」は同1.7%増の1万2874件、「特別支援学校」は同33.8%増の1704件で、小学校で一番いじめの数が増えた結果となっています。
いじめの内容(複数回答)は「からかいや悪口」が62.5%で最も多く、「遊ぶふりをしてたたく、蹴る」(21.6%)、「仲間はずれ、集団による無視」(15.3%)と続き、時代を反映して「パソコンや携帯電話での誹謗(ひぼう)、中傷」は全体の3.3%でしたが、高校に絞ると17.4%と2番目に多い結果となりました。
いじめ防止対策推進法で定める「重大事態」は前年度比86件増の400件。
自殺した子供は244人で、そのうちいじめ問題を抱えていたのは10人、教職員との関係で悩んでいたのは3人でした。
各地の商業施設で保険ショップをやっていると、寂しそうな悩みを抱えていそうな子ども達を見かけることがあります。
以前、ある商業施設で、夜遅くまで商業施設をウロウロしている子どもに声を掛けたら、それから毎日のように店舗に来るようになってスタッフと遊んだり話したりして、明るく元気そうになった子どもがいました。
ある保険ショップでは、保険ショップの一部スペースを夕方限定で子ども達が集まって自習できるようにしたところもありました。
こうした別の使い方を保険ショップが出来ると考えています。
地域に根差した保険ショップ故に、地域を、特に日本の将来を支える子ども達を支える場として活用したいと考えています。
商業施設の場合、幸い365日営業していて、20時位まで営業している店舗が多いですから、この営業時間内で十分、子ども達を支えることができると思います。
学校やっている時間帯なのに商業施設にいる子ども、毎日夕方になると見かける子どもで暫く商業施設を行ったり来たりしている、こうした子ども達が、あなたが保険ショップを出店している商業施設にいませんか?
心配りが保険ショップの使命!!
こうした子ども達にも心配りをお願いしますね。
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