|

消費者契約法の改定 |ネクタイ派手夫の保険流通革命|ネクタイ派手夫

ネクタイ派手夫の保険流通革命|ネクタイ派手夫

ネクタイ派手夫の保険流通革命

Check

消費者契約法の改定 

消費者契約法の一部改正が公布されました。

消費者と事業者との間の情報・交渉力の格差に鑑み、「契約の取消し」と「契約条項の無効」等の規定が一部改正されました。

 

契約が取消し出来る現状規定は、事業者が次の行為により契約を締結した場合、消費者は取消しが出来るというものです。

その内容は、①不実告知(重要事項が対象)、②断定的判断の提供、③不利益事実の不告知

④不退去/退去妨害というもの。不退去とは多分「家に押しかけて帰ってくれない」という意味で退去妨害は「帰らせてくれなかった」という意味だと思います。

 

こうした従来の規定では、高齢者の判断能力の低下等につけ込んで大量に商品を購入させる被害事案が発生したり、契約の目的物に関しない事項について不実告知による被害事案(具体的には、床下にシロアリがいて、家が倒壊すると言ってモノを売りつける)が発生したりと不備が指摘されていたため今回の改正となりました。

 

こんな条文です。

「消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、物品、権利、役務その他の当該消費者契約の目的となるものの分量、回数又は期間(以下「分量等」という)が当該消費者にとって通常の分量等を著しく超えるものであることを知っていた場合において、その勧誘により当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をしたときは、これを取り消すことができる。」

このようにして「過量な内容の契約の取消し」を認め、重要事項の範囲も「物品、権利、役務その他の当該消費者契約の目的となるものが当該消費者の生命、身体、財産その他の重要な利益についての損害又は危険を回避するために通常必要であると判断される事情」という項目を新設するなど拡大させました。

 

契約無効に関する条項では、現行規定では、消費者の利益を不当に害する条項として、①事業者の損害賠償責任を免除する条項、②消費者の支払う損害賠償額の予定条項、③消費者の利益を一方的に害する条項については無効としていましたが、「事業者の債務不履行等の場合でも、消費者の解除権を放棄させる条項」、「消費者の不作為をもって意思表示をしたとみなす条項」も無効とするよう改正されました。

 

契約者保護が進んでいますね。

この一部改正の消費者契約法は、来年6月3日に施行されます。

 

不特定多数のお客様を対象とする保険ショップでも、「分かり易い保険の説明」を心掛け、

「お客様と一緒に複数の保険会社商品を理解し、お客様自らが選択出来るような体制」を作り上げる必要があります。

 

保険ショップは常に「顧客本位」で動かなくてはなりません!

お客様の「お声」を直接「聴くことが出来る」メリットをより活かし、徹底した顧客本位を保険ショップから構築していきましょう!

 

 

関連キーワード:
生命保険  
損害保険  
access
クレジットカード
保険

とれまが保険は、一般社団法人日本ライフマイスター協会、一般社団法人保険健全化推進機構結心会、Insurance Service、三井住友海上、アフラック生命保険株式会社、セコム損害保険株式会社、富士火災インシュアランスサービス株式会社、ひまわり生命、エース損害保険株式会社、KABTO、アイアル少額短期保険株式会社の監修・記事提供を受けて運営されています。当サイトは閲覧者に対して、特定の金融商品を推奨するものではありません。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

一般社団法人 日本ライフマイスター協会 一般社団法人 保険健全化推進機構 結心会 Insurance Service

三井住友海上 aflac セコム損害保険株式会社 富士火災インシュアランスサービス株式会社

ひまわり生命 エース損害保険株式会社 KABTO アイアル小額短期保険株式会社

保険代理店 (457)

  •  生命保険

    生命保険(せいめいほけん)とは、人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するもの。生保(せいほ)と略称される。

  •  がん保険

    がん保険(がんほけん)とは、日本における民間医療保険のうち、原則として癌のみを対象として保障を行うもの。癌と診断された場合や、癌により治療を受けた場合に給付金が支払われる商品が多い。保険業法上は第三分野保険に分類される。

  •  医療保険

    高額の医療費による貧困の予防や生活の安定などを目的としている。長期の入院や先端技術による治療などに伴う高額の医療費が、被保険者の直接負担となることを避けるために、被保険者の負担額の上限が定められたり、逆に保険金の支給額が膨らむことで保険者の財源が...

  •  年金保険

    年金保険(ねんきんほけん)とは、保険の仕組みを使い、保険料の拠出が前提となっている年金制度。主として私的年金のことを言うが、公的年金の仕組みを指すこともある。 先進国の公的年金はほとんどが保険料の拠出を前提とする制度を採用しており、財源を税のみで給...

  •  自動車保険

    自動車保険(じどうしゃほけん)とは、自動車の利用に伴って発生し得る損害を補償する損害保険であり、強制保険と任意保険とに分類される。農協や全労済などで取り扱うものは自動車共済と呼ばれる。

  •  損害保険

    損害保険(そんがいほけん、英: general insurance, non-life insurance 、仏: assurance de dommages)は、損害保険会社が取り扱う保険商品の総称。略して損保(そんぽ)とも呼ばれる。

  •  火災保険

    火災保険(かさいほけん)は損害保険の一つで、建物や建物内に収容された物品(住宅内の家財用具、工場などの設備や商品の在庫など)の火災や風水害による損害を補填する保険である。

Copyright (C) 2006-2024 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.