2013年04月22日 10時53分更新
生命保険を選ぶ際に最近関心が集まっているのが「付帯サービス」と、日経新聞が取り上げていましたがご覧になりましたか。
扱いはあくまでも「保険のおまけ」ですが、生保各社は顧客の満足度を上げるために付帯サービスの充実に力を入れているとして各生保会社のサービス一覧を掲載していました。
掲載されていた内容は次の通り。
保険会社 |
主なサービス内容 |
メットライフアリコ |
・各分野の医師がセカンドオピニオンを面談や電話で無料提供。 看護師、医師、臨床心理士が24時間365日体制で健康相談 |
アクサ生命 |
・糖尿病の悩みに保健士や看護師が対応。臨床医や専門医療 機関の紹介もする。 |
東京海上日動あんしん生命 |
・医師や看護師が24時間365日の健康相談 ・社会福祉士らが介護の悩みに電話で対応。 「長生き支援終身保険」加入者はケアマネージャーによる 訪問相談も受けられる。 |
日本生命 |
・セカンドオピニオンを提供できる各分野の専門医を紹介 ・ニチイ学館のケアマネージャーなどが訪問し介護の無料相 談が受けられる。対象は本人と配偶者、双方の親。 |
アフラック |
・5年以上の臨床経験のあるがん専門カウンセラーによる訪問面談と専門医の紹介が受けられる。 |
NKSJひまわり生命 |
・医療・介護から税務・法律まで9つの相談・紹介サービス を提供 |
一番需要が多いのは「セカンドオピニオン」でしょうね。
セカンドオピニオンとは、現在診ていただいている医師とは別の病院の医師に意見を求めるというもの。しかも、このサービスは各専門分野を代表する医大の教授、名誉教授らのセカンドオピニオンを無料で受けられるということで人気が高いサービスですね。
日本を代表する医師に意見を聴くことが出来れば納得感が湧くのでしょうね。
但し、こうした付帯サービスは、そのコストは保険料にオンされますので、保険会社の中にはサービスを付けないで保険料を下げるという所もあります。
だって、保険会社も積極的に説明していない所もあって「認知」されていませんからね。
損害保険でもこうした付帯サービスはかなり昔からありますが、使っていたのは保険会社の社員だけという実態でした。
これに対して、現在では保険ショップ自らが、色々なサービスを提供しようと言う動きがあります。
エンディングノートを書く勉強会を主催したり、相続、介護、信託、葬儀や資産運用に関する相談に乗れるプロの方をご紹介するというサービスを提供している保険ショップは既にスタートしています。
お近くの保険ショップに行けば、色々な悩みや心配を解消してくれる時代がもうすぐやってくると思いますよー。
保険ショップも「変態」していっています。
お客様もこうした保険ショップを望まれていて、従来型の保険を売るだけの保険ショップは衰退していくでしょうね。
今まさに、その「潮目」が変わりつつありますね。
全国の保険ショップ運営の保険代理店の皆様、分かっていますか??
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