2012年05月15日 13時25分更新
「路面店」とは、商業施設に入っていなくて、住宅地とか商店街とか、更にはビルの何階かに空中店舗として出店されている保険ショップを指します。
商業施設に出店していれば、目の前を大勢のお客様が通過されていますので、通過されるお客様にハンディングでチラシやティッシュを配りつつお声かけをするだけで「集客」が出来ますが、路面店では通常の道路を歩いている人に声かけするイメージですので、なかなか難しいものがありますよね。道路上でチラシを配ることは許可が必要となりますし、自転車や通行されている方にとっては結構邪魔なものですので、ここから保険ショップに誘導するには、イベントをやるとかしないと無理があると思いますね。そのため、保険ショップは家賃・共益費・駐車場代、出店の際の保証金といった固定費に、出店の際の造作費用をかけて「集客」の楽さを考えれば代えられず出店をしている訳ですね。
と言っても、イオン、イトーヨーカドー等々といった商業施設に出店するのは簡単ではありません。ちゃんと帝国データバンクに登録があって評価もせめてD以上無いと出店は到底無理です。だから、仕方なく路面店にしている代理店さんも多いと思いますね。
しかし、路面店でも「集客」はやり方次第だと思いますよ。
まずは、路面店であるあなたのショップに「過去来られた」方々のリストがあると思いますので、これを出して住所を白地図に表記していってみましょう。意外とエリアが同じかもしれませんよ。であれば、このエリアに集中して、まずは「ポスティング」でしょうね。当然、ポスティングする「チラシ」はあなた自身が考えた言葉で伝える内容にして下さいね。何か保険ショップの汎用的なものを活用されている所もありますが、こけでは訴えられませんよね。今、そのエリアで旬な保険の話題や、来店されて契約されたお客様の喜びの声とか、あなたの保険ショップで何が出来るかのコンセプトを伝えることが必要ですよ。
過去の来店者のエリアがバラバラでしたら、次は、来店者に向けてイベントの案内をして再来店していただけるようにしてみましょう、過去の来店者ですから場所を案内する必要もないので「面白いイベント」でもされれば再来店されますよ。ここに再度、保険の案内をするなり、既存契約者であれば「お客様の紹介」依頼をするとかといった王道の取り組みをされるべきです。
こうした動きをしないまま、路面店だから来客が無いと泣きが入っててはダメです。
あとは地図を広げて、近くに団地とか大型マンションが無いかチェックしたり、また新聞折り込みで入ってくる「新築マンション情報」などををちゃんと整理してみましょうね。
特に、新築マンション情報なんて関係ないと思って捨てちゃダメですよ。あなたのショップの近くに大マンションが出来るかもしれない訳ですから貴重な情報として取っておいて、完成して入居が始まったら、そのマンションでポスティングするなりすると効果的ですよね。
ポスティング不可のマンションもありますが、これってマンションの管理事務所に行って「このチラシ入れさせて下さい」と直接交渉したことがありますか。管理事務所にきちんと名刺を出して、こんなチラシを配ろうと思っていますが、とお伺いを立てれば配布OKのマンションも多いですよ。コソコソしないで堂々とポスティングしてみて下さい。
しかも、ポスティングするとエリアが見えてきますよね。ここは高齢者だけが多いとか、ここは二世帯住宅も多いとか、独身者ばかりだとか、外国人が多いとか、子どもがいる世帯が多いとかは、実際にポスティングする中で、洗濯物や子供用自転車とか玩具、表札何かで何となく見えてきます。
見えてくれば、そこにあったチラシを作ってポスティングすれば効果は上がりますよね。
如何ですか?
ネクタイ派手夫は「打つ手は無限」と何時も言って行動しています。
まだまだ「やり手」はあると思われませんか?
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