2018年05月11日 17時53分更新
週刊ダイヤモンド誌に東証一部上場会社「ファーマライズホールディングス社」が保険代理店と提携して保険取組を始めていると紹介されました。
ファーマライズホールディングス社は調剤薬局ドラックストアを北海道から沖縄まで317店舗を展開していて、社員数1800名を超す大企業です。調剤薬局も厚生労働省から処方箋を持って来た方に単純に薬を出す「調剤工場」ではなく、処方箋なしでも気楽に立ち寄れて健康に関する指導等も出来る「かかりつけ薬局」になるよう指導されています。とは言え、一日100名以上も調剤薬局に来られれば薬剤師は間違った薬を出す訳には行きませんので、ここに集中せざるを得ません。来店された方とコミュニケーションを取れと言われても、元々「専門職」である薬剤師に「営業的役割」を負わせること自体に無理があると思います。
一方、保険ショップも大手ショッピングモールを中心に保険ショップを出店して来ましたが、商業施設自体に「集客力が無くなり」、高い家賃の割にコストパフォーマンスが合わなくなってきました。
ここで、新しい出店場所として「調剤薬局」に保険ショップを出店するというスキームができました。調剤薬局では自社で保険代理店をされているところもありますが、人を抱えるリスクと本業が調剤薬局で保険業法対応がどこまで出来るかという疑問もあるため、ファーマライズホールディングス社は地元保険代理店との提携で進めています。
保険代理店はファーマライズホールディングス社に家賃を支払い、保険の提案をしているのです。保険はストレート過ぎるので、「みんなの健康ラウンジ」という「統一屋号」のもと、「身体」と「心」と「財布」の3つ健康を守るという入口でお客様と接しています。
調剤薬局はシニアばかりで保険なんて無理という方がいらっしゃいますが、一番客数が多くて一番お金を持っているのはシニアです。シニアは何処にいるか。答えは病院と調剤薬局です。ここで、シニアと接し、信頼を勝ち取ることで、保険以外の資産形成の話や相続対策、色々なお話を聴くことが出来るのです。
小児科が近くにある調剤薬局にはママが多く来店されます。しかも、調剤薬局は駅隣接であったり、住宅地にあったりと徒歩圏内でお越しの方が中心です。であれば、お客様のご自宅に行ってお話をすることも出来る訳です。
お客様に「寄り添う」ことを求められている保険代理店にとって、調剤薬局は絶好の場所なのです。
因みに薬剤師は全国に30万人いらっしゃいます。ドクターマーケットだけに注力されている方が多いですが、薬剤師もしっかりお金をお持ちですし、お嬢さんを薬剤師にする実家はお金持ちです。こうした余波的な契約も見込まれています。
ファーマライズホールディングス社に出店されたい方は、株式会社インステック総合研究所がすべてを仕切っておりますので、当該社まで問い合わせください。
➡ instech-r.co.jp/
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