2016年06月08日 18時39分更新
改正保険業法の中で顧客へのコンタクトを保険期間中しっかり取る必要性が生じています。生命保険の場合、契約したらその後一切連絡もしないという代理店も多いと思いますが、それではダメですね。一部代理店では定期的に「機関誌」を作成して送るとかされていますが、コストを考えると出来る代理店は少ないと考えます。
だったら、いっそ一歩進んで、より強く顧客管理をするために、保険契約の顧客を「保険代理店の会員」にすることをお勧めしています。保険の申込書とは別に保険代理店独自の入会申込書を作成し、保険周りの色々な勉強会、セミナーのご案内、イベントのご案内、健康情報、金融情報等々を顧客に案内し易くするために会員化する訳です。これだったらメルアドを登録して一斉配信したり、関心のあるアイテムだけを顧客に送ることも可能ですので、コストの負担感も少ないかと思います。
でも一体どんな情報提供したら良いのか、顧客に喜んでいただるサービスとは何か分かりませんよね。
そのな中、会員化のメリットで参考になりそうな新聞記事が掲載されていましたので、ご紹介しましょう。
①「歩数に応じて靴を寄付」
マニュライフ生命保険はスマホ向けウォーキングアプリ「マニュライフウォーク」の提供を始めました。男性は13万歩、女性は12万歩歩くと、利用者の代わりにマニュライフ生命がカンボジアの子ども達に靴を送るという企画です。Dr.ウエノだと10日間あれば達成できる歩数ですが、なかなか面白いですね。
位置情報機能を使えばコースの道のりや距離を記録出来、東京駅周辺の歴史的建造物を巡るコースなど、お勧めのコースも用意されています。
②「歩けばボーナス2万円」
半導体大手のマイクロンメモリジャパンは約4000人の全従業員に歩数計を支給して歩いた距離に応じて家電や金券を支給する健康支援プログラムを始めました。
社員の運動を促し健康を維持して貰うのが狙い。1日あたり1万歩ほど歩くと年間の支給上限にあたる200ドル分のポイントが溜まり、ポイントは家電の他、旅行券やギフト券といった金券に交換できます。
国内だけでなく、親会社の米マイクロン・テクノロジーグループ全体で世界に3万人以上いる社員が参加する予定で、国やチームごとに期間を区切って競うことも出来るそうです。
如何ですか。これって保険代理店の会員化に使えると思いませんか。
アプリを作ったりしなくても「毎月一回は保険代理店においで下さい」で良いと思います。スマホにアプリが入ってますので、これを活用して何歩歩いたかをチェックできますよね。
1日1万歩歩くというアイテムを気軽に「楽しんで実行」してもらうことで、健康増進に繋がり、保険代理店とのシナジー効果は高いと考えます。
アイデア一つで保険代理店が顧客を自らの会員にしていくことも可能です。
色々とトライして行きましょうー!!
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