2012年12月06日 10時23分更新
年の瀬も慌ただしい中、第46回衆議院選挙が公示されました。
早くも各政党党首が論戦を交わしていますが、選挙と聞くと、どうしても選挙保険を考えしまいます。
選挙に保険?
えっ、落選したら保険金払ってくれるの?
そんな保険はありませんよ!!
選挙になると各地方自治体の選挙管理委員会が保険をかけるものがあります。
さあ、何でしょうか。
答えは、立候補した方々のお名前、政党名、写真が掲載されたポスターを貼る「あの板」です。
こうした選挙用看板は、色々な場所に設置されますが、強風が吹いて選挙看板が飛んで人にあたってケガをさせたとか、設置が不十分で倒れて駐車中の車にあたって破損させたとかといった場合がありますので、万が一こうした事態が生じた際の法律上の損害賠償責任を補償していれる保険に入るのです。
保険料産出基準は、選挙看板全ての平米の合計。
なかなか面白いでしょ。
選挙看板の賠償責任保険は保険料自体安いですので大抵加入されていると思います。
後は、投票する場所で、滑って転んでケガをした際の治療費をい負担する保険とかを入ったりしています。
人が集まる、動くと「リスク」が生じます。
「リスクのある所」に損害保険ありですね。
以前は、候補者自らが保険加入されることが多くありました。
ボランティアで支援して下さる方々の選挙運動中のケガの保険や、候補者の事務所で出された食事で直中毒等が発生した場合の治療代等を補償する保険、選挙カーの自動車保険、選挙事務所の火災保険等々をまとめて「選挙保険」として販売していました。
ネクタイ派手夫は政治好きなので、選挙となると選挙保険推進に動き、1陣営で保険料300万円程度を結構いただいていました。。。
今は残念ながら公選法があって、こうした選挙運動自体が規制されているので選挙保険の必要性が無くなりましたね。
東日本大震災以降初の選挙。
どういう結果になるかは分かりませんが、貴重な一票を投票し、自分自身の意志を表明しないといけませんよ。
皆さーん、必ず投票に行きましょうねーー!!