2013年09月20日 13時46分更新
時々、「誰かいい人いない?」とかつての同僚から連絡がきます。
セールス担当者の候補者をさがして。
同じ業界にいるので、そりゃちょっと難しい話だと思いつつ聞くのですが。
20代のころですが、自分は職域専門営業所の所長をしていた時期があります。
20代から40代まで、女性だけの営業所でした。
現在も「新しい人材」をリクルートすることは、どの保険会社でも
やらなければならない業務のひとつですが、当時も多分に漏れず
「採用活動」は目下の必須業務。
毎月、会社説明会やイベントが開催されました。
候補者を動員できないときは、上司から「やきとり!」と怒られ(?)。
新しく人を採用し、育成していくことがお客さまを増やし、
店の陣容を拡大して業績に大きく貢献していくことですから、
リクルートは所長として外せない仕事です。
自分のお店で「こういう人に働いてもらいたい」という思いがあって
その「こういう」が、自分にとっては企業に行って受け入れてもらえるような
笑顔のいい人とか、感じのいい人とか、長く働けるママさんとか。
今いるメンバーと、うまくやっていけることも大事でした。
職員からの情報の他、スーパーの前に立って、この人!と感じた人に
声をかけに行ったこともあります。(ナンパでしょうか?)
とても素敵な女性と知り合うこともできました。(*^_^*)
逆に、思いとは別に・・・・で人が入ってきたときは
お互いにあまりハッピーな結果にはならなかったように思います。
やがて会社が外資系に代わりましたが、そのときの営業トップであった
人見さん(現日本ライフマイスター協会代表理事)が
「育成することに苦労するのではなく、この人だ!という方を採用する苦労をしなさい」
とおっしゃった言葉が、とても記憶に残っています。
また、この仕事をしてこんなことを叶えたい、というような
候補者の方が持っている希望や夢と こちら側の思いと、
ちゃんと共有できることも 大切なのかもしれません。
「採用と育成」はマネージャーの職務の基本です。
マニュアルは存在しません。
自分のお店をどうしたいのか、どんな仲間に来てほしいのか。
そこは絶対はずさない。
明確に描くということが、リクルートの原動力になるのかな・・・と思います。
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ネクタイ派手夫 01月20日18時03分