2012年04月09日 12時42分更新
今回は、時間の話です。
研修やセミナーでは、当然持ち時間が決められています。
「今日の研修は50分間」、というように。
今日、皆さんに私が伝えられる時間は50分。
その制限の中で、聞いていただくテーマと、目的と、効果とその理解を持って
伝えきらなければならないと思っています。
過去、講師養成のトレーニングでは
課題を3分・5分・10分・30分の講義を頭の中で時間を計算しながら(時計を見ずに)話し、
最後に複数の講師プロからフィードバックを受けるということをオンカメラで
これまで幾度となく繰り返しています。 (某コーチング会社にて)
時間が早すぎても、遅すぎてもダメ。
わかりやすく、要点をきちんと伝えられて、ちょっと実例も披露しながら
気付きのエッセンスをちりばめる。
きちんと、時間内で。
話す内容の組み立て方、身振り、話す速さ、アイコンタクト、それらも
フィードバックを受けますが、時間に関することについては
より厳しくチェックされました。
「時間の中で、伝えきる」
決められた時間をだらだら超えるのは、伝える構成が出来ておらず
思いつきでその場で話しているからです。
これは、プロの仕事ではありません。
そういった時間の使い方の研修は、構成がその場なので脈絡がふらつきがちで
当然受講者の記憶にも残りにくくなります。
これは何かの発表でも同じ。
5分以内で、と言われたものを平気で10、15分と延びて終われない人は
自分が気持ちいいだけかも?
「時間内で、伝えきる」
1分1秒の時間を意識することが、伝える構成をよりシンプルに
分かりやすくすること、間違いなしです。
FIS-FUJI(非該当)-40
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