2014年06月09日 10時41分更新
保険ショップが世に登場して12年、ネット生保会社が登場して8年、それぞれ保険業界でシェアを積み重ねて来ましたが、お客様には飽きられてきましたよね。
今後10年を占う全く新しい保険募集の仕方を誰が探すのかに興味を持っています。
その中で、先般ソフトバンク社が発表した「ロボット」は面白いですね。
来年2月販売とのことですが、保険ショップでは店頭に置くだけで「集客」の鉄板になりますよね。
物珍しさもあってお客様が寄って来ると、このロボットが保険ショップへのアテンドをしたり、「一定度の保険の話」をしたりすれば、お客様も飽きることなく聞きいっていただけるはず!
ロボットに保険の資格を取らせることは無理ですので、保険代理店で会話のベースを入力してOKであれば、頼もしい営業社員になること間違いないですよね。
こんな感じで、過去に無い販売モデルが登場する節目を感じています。
これ以外にどんな方法があるでしょうか。
対面が求められる保険業務と効率化を考えたネットの連動であれば、例えばスカイプを活用したネット上での保険募集とかは如何でしょうか。
自宅に居ながら保険相談が出来る利便性と、地方にいる方が保険業界のカリスマと言われる募集人と直接保険相談が出来たりしたら面白いでよね。
会話の様子は全て録画・録音すれば、エビデンスとしても使えます。
あとは保険と出会う場所の多様化でしょうか。
本屋さんに保険ショップ、証券会社に保険ショップ、家具屋に保険ショップといった形態は既にスタートしていますが、藪から棒ならぬ「こんな所に保険?!」と驚かれる場所で保険に遭遇すると面白いと思いますし、なかなか保険と出会う場所が無かった方々が保険加入する機会を得られることで裾野が広がると考えます。
保険のテレビショッピングの様な「メディアを活用した」募集も面白いでしょうね。
以前、地方のテレビで保険の番組をやっていましたが、これで認知度は恐ろしいほど上がりました。保険のフルコンサルは無理でしょうが、医療保険やがん保険といった商品に限定して必要性をしっかり伝えてることが出来れば、新しい募集モデルになることは間違いないと思います。
保険はあくまでも「サービス業」としての保険代理店が販売で存在します。
保険代理店業という狭い観念で保険募集を考えることなく、お客様目線でサービス業として何が出来るかを考えることで、今後10年を占う全く新しい保険募集モデルが構築できると考えます。
さあ、誰が見つけられるかな?