2017年08月31日 17時33分更新
「未病カフェ」をご存知でしょうか。
コーヒーなどの通信販売を行う「ブルックス」の原宿のカフェが「BROOK’S ME―BYO café」(未病カフェ)として、今年7月から運営されています。
未病カフェは神奈川県と提携して、神奈川県の魅力をPRするのが狙いです。
神奈川県は、小田原市や箱根町、大井町などの2市8町の県西地域を「未病の戦略的エリア」とし、温泉や地域食材の薬膳料理による未病の改善を通じて地域の魅力を発信するプロジェクトを推進しています。
※神奈川県の取組はこのホームページをご確認下さい。
➡ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/kenseipj/about_mebyo.html
その一環として、横浜市に本社を置くブルックス社と神奈川県大井町が連携し、「未病」関連産業の拠点となる大型施設「me – byo valley」(未病バレー)「ビオトピア」を来年以降展開する予定だそうです。
「美や健康を意識」したメニューとして、「自家製豆腐パテのビーガンバーガー」や「キヌアと根菜のサラダ」「大井町のショウガとスパイス5種類」「ココナッツシュガーを使う辛口の自家製ジンジャーエール」「甘酒にケーキやリンゴなどを組み合わせたスムージー」
といったものがメニューにありました。
入口には、色々な野菜が入った瓶が置いてあって、「これをスムージーにします」と書かれていました。
店内には、神奈川県を発信するブースや森をイメージした席もありましたが、一寸、コンセプトがズレている感じがしました。コンセプトは非常に良いのですが、残念ながら店内はグダグダで、スタッフの対応も全くダメでした。それにも関わらず、多くの方が朝早くから来られていて、やはり「健康」アイテムだと「集客」に繋がりますね。
保険ショップは「健康」とシナジー性が高いと思います。
保険ショップから予防医療情報を発信していくことが「本流」だと思います。
調剤薬局の保険ショップが展開していますが、今後はこうした場所から健康情報を提供しつつ、「家計の健康チェック」ということで、保険見直しに繋げて行ければ良いと考えています。
商業施設内での保険ショップに限界が見えている今、保険募集の新しいチャネルを「健康」と連動した展開にしていくことを考えるべきだと思いますね。
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