2013年10月15日 12時37分更新
「ダイナミックに店舗のモデルを転換し成長を目指す」
ローソンの新浪CEOが先週表明された言葉です。
新浪CEOは、「従来型のコンビニは飽和状態」と危機感を表明され、新しい方針を打ち出されました。
まずは、キャッチコピーを従来の「マチのほっとステーション」から「マチの健康ステーション」に変更し、低カロリー弁当や低糖質のパン、野菜を多く使った総菜などを増やし、大手食品メーカーと味わいを落とさず低カロリーを実現する食品の共同開発も進めると表明。3年後には食品の25%にあたる約600品を健康志向の商品に切り替えるとのこと。
健康配慮型の「ナチュラルローソン」も現在首都圏で約110店舗を展開していますが、これを全国展開させ、大阪、名古屋、福岡などに拡大させ新規出店と通常店からの業態転換を合わせて5年後には3000店に増やす方針も明らかにしました。
更に、医薬品を販売する店舗も5年後を目途に現在の80店から3000店規模まで広げたい考えも表明されました。
流石、新浪CEO、動くとなったら早いですね。
ファミリーマートは、ドラックストアや調剤薬局との「複合店舗」の新型店の展開を強化し、現在10店程度のものを5年で約1000店規模まで増やすと表明。
複合店舗に「転換」することで集客力が高まり、売上は5~9割程度も増えるといいます。
一歩リードするセブンイレブンは「店頭抽出コーヒー」店舗も既に全16000店舗で導入済みで極めて早いペースで設置を進め、今年は四国を中心に過去最大の1500店舗の新規出店を目指しており、一気にシェアを拡大する構え。ここに来て、商品力に加え店舗の投資余力でも圧倒的優位性を高めています。
この動きって「保険ショップ」でも同様の動きとなっています。
「カフェ&保険ショップ」、「スポーツクラブ&保険ショップ」、「カラオケ&保険ショップ」、「家具屋&保険ショップ」、「賃貸不動産&保険ショップ」、「書店&保険ショップ」、「飲食業&保険ショップ」、「マッサージ&保険ショップ」、「証券会社&保険ショップ」等々、色々な業種・業態との「複合店舗」が出来ています!
まさに「ダイナミックな店舗モデルの転換」と言えると思います。
コンビニ業界に押されている全国の「ドラッグストア」、「ファストフード飲食ショップ」、「コーヒーショップ」等々の方々、このチャンスに「保険ショップ」の併設をお考えになりませんか。
「複合店」として組むには「保険ショップ」は非常に組みやすいアイテムだと思います。
従来の店舗に保険ショップが出来れば、お客様の利便性が高まると思います。
「保険」を「新規事業」としてとらえるのではなく「本業」に送客出来るアイテムとして導入されると面白いと思います。
この機会に是非ご検討されてみませんか??
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