2018年04月12日 18時30分更新
少額短期保険協会が毎年開催している「おもしろミニ保険大賞」をご存知でしょうか。
3月2日が「ミニ」ということで「ミニ保険」と称される少額短期保険協会が毎年、一般の方々に「あったらいいな、こんな保険」といったアイデアを公募するというもので、今年も
2098通の応募があったそうです。
その中から最優秀賞や優秀賞に選ばれたアイデアをご紹介したいと思います。
(少額短期保険協会のホームページより、そのまま転記しています)
■介護認定夫婦保険
夫婦どちらも介護認定をうけて、どちらかが重度の要介護状態になった場合の保険。老老介護も深刻だと思います。
要介護状態によっては、自動車免許も返納しているはずですが介護タクシーや通院に利用する交通手段も保険から支払われれば良いと思います。
■双子保険
不妊治療は双子の出産の可能性が通常より高くなると聞きます。治療が実を結び妊娠出産が出来るのは嬉しいことですが、治療に大金を注ぎ、そこから双子を育てるには通常より2倍の出費がかかる双子育児をしていくのは大変だと思います。金銭的負担の軽減のため不妊治療を始める時に加入できるような保険があってもいいなと思いました。
■受験保険
大事な試験の日にインフルエンザに罹患したなどで受験できなかった時に給付される保険です。受験票と医師の診断書があり合格していないことがわかればOK。大切な時間を取り戻すことは出来ませんが精神的損耗や次年度の挑戦資金にあててもらうことを主旨としています。
■専業主婦のための保険
小学生未満の子を育てる専業主婦が一時的な病気やケガなどで一定期間家事ができなくなった場合、家事代行サービスや一時保育などを利用する際の保険。
■ペットレス保険
犬猫もそうですが、鳥は羽をもつので特に見つかりにくい。不慮の事故でペットがいなくなってしまった場合、ポスター等の掲示物の提供や発見者の謝礼があったらと思いました。
■居酒屋ドタキャン補償保険
団体予約が入っていたのに、当日に何とドタキャン。準備した食材や料理代を補填し、お店を損害の危機から救う保険です。こんな保険があればきっとお店を利用する人たちのマナーも向上するでしょう。
如何でしょうか。
色々なアイデアがありますよね。一般の方々が欲する保険から顧客ニーズを読み取ることが肝要です。
こうしたアイデアを保険商品として具現化出来るのが、少額短期保険業者です。
全国の保険代理店の皆様、少額短期保険の取り扱いも是非挑戦いただければと思いますね。
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