2017年07月06日 18時27分更新
新しいマーケット層に脚光が集まっています。
その数、1,700万人!
何だと思われますか?
通称、「GG」で、正式名としては「Golden Generations」と表されています。
この新しいマーケット層とは、「50代、60代のオジサン世代」なのです。
このGGの攻略を目指して、6月に新雑誌「ジジ」が創刊されました。
編集長は「レオン(LEON)」創刊編集長を務めた方。
ジジ編集長は、「一世を風靡した"ちょいワルオヤジ"達は、もはやジジイ。しかし、現在50代〜60代の彼らは心身ともにまだまだ元気」とし、「バブルを経験した彼らのモノやコトへの興味はいまだ旺盛だ」と分析しています。これからの人生もアグレッシブに謳歌したいと望む彼らを、シルバー世代の中でひときわ輝くゴールドな世代として「ゴールデン・ジェネレーションズ(Golden Generations)」と名付け、50代〜60代のシニア富裕層に向けて情報を発信しようとジジが創刊されたのです。
展開予定のコンテンツは、ファッションをはじめ、「車」、「バイク」、「旅行」、「高級医療」、「フィットネス」、「時計」、「不動産」、「相続・遺産」、「IR・カジノ」、「孫へのギフト」、「(親の)介護」、「グルメ」など。
気になっていたので、Dr.ウエノも購入してみました。
チョット、盛り沢山過ぎて正直物足りない内容でしたが、こうした新しいマーケットに注目が集まることは良いことだと思います。
高度経済成長も経験したこのGG世代。Dr.ウエノもこのGG世代です。
一昔前だと、定年退職前後で、子どもも巣立ち、お金を残す必要もないので、退職金と年金をベースに慎ましい生活をしていたイメージですが、今のGG世代は「ゴールデン世代」と呼ばれるほど特異な層だと思います。
孫にはお金を惜しまず使い、自身のライフスタイルを固持しつつ、面白い楽しいと思ったことにはお金は使うといった世代になります。最近は「シニア起業」も多くなっていて、生命保険のターゲットとしても再注目が集まっている世代だと思います。
実はこの世代に当てはまる保険代理店の方も多いと思います。既に顧客としてGG世代を保有しているのです。これは「強味」になると思います。
従って、今後、保険代理店が顧客でもあるこのGG世代に如何に色々なアミューズメント性の高い情報を配信できるかが大切になると思います。自動車保険や火災保険や生命保険の「一顧客としてではなく」、「GGマーケットだと考えた一工夫」をしていきましょう。
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