2014年04月22日 11時52分更新
4月21日~22日の二日間、第22回目となりました結心会定例会が開催されました。
今回は保険業法改正に伴う「具体的解決策」をご披露しました。
まずは「委任型募集人」を雇用するにあたって必要な就業規定、賃金規定を如何に作るべきかを社会保険労務士法人ミライガの藤井代表にお話しいただきました。
保険代理店の仕組みを十分に理解いただいている藤井代表の話しはツボをついた非常に分かり易いものでした。
続いて、募集人は「事務所に勤務し、適切な指揮監督、命令下にあること」が求められますが、これを含めた態勢整備全般を「システム管理」できるアイテムを株式会社メディア・ファイブ北畠社長よりご提案いただきました。
私用パソコンは今後「会社貸与のタブレット端末」に代わっていきますので、タブレットの「GPS機能」を使って出退勤を管理し、日々の営業活動「日報」、「週報」、「月報」等も出来、更に「Eラーニング」を使って例えば社内規定の確認等が出来るという優れモノで、これが一店舗毎月3,000円程度と非常に安価に活用することが出来ます。
続いて、「情報提供義務」に対応して、株式会社RCC文化センター木葉様より、「デジタルサイネージを活用した分かり易く伝えるべき事を伝える」手法についてプレゼンがありました。
株式会社RCC文化センターは広島のラジオ・テレビ局を有するメディア系代理店で当然「映像」はプロ!このプロの技術を活用して、保険代理店の「会社概要」、「勧誘方針」、「注意喚起事項」、「重要事項」、「個人情報取扱」についての説明を「動画」を使って映像で説明しようという企画です。
保険代理店が通常使っている「専門用語」も映像化し、例えば「先進医療とは?」というサイトを開くと画像と声が流れ説明するという形になります。
これを活用するとスタッフによって異なる話をするということが無くなり保険代理店のブランド化にも役立つと考えます。
更に「適切な教育」という所では株式会社Solid平賀社長からエッジの利いた沢山の研修内容の提案がありました。
今後「教育」については自社内で実施するのではなく外部発注して確実にスタッフの弱点を補強すると共に研修内容の習得報告等を外部から貰うことで適切な教育の「エビデンス」にもなっていくと考えます。
そして、最後にはコーデトーイズ株式会社より代理店「精算書」から募集人それぞれが何処の保険会社の商品を成約していて偏っていないかをチェック出来る売上管理機能のプレゼンをいただきました。
お客様の意向を把握して提案していれば保険会社に偏りが出来るとは考えにくく平均的に売れる商品が売れるはずですので、ここを精算書の管理を持ってチェックしようというものです。
色々「アイテム」はありますねー。
保険業法改正に向けやらなければならないことは沢山ありますが、こうして「解決策」も具体化してきています。
皆が一緒に導入することで機能自体もブラッシュアップし易いですし、導入コストも安価に出来ると考えます。
ドンドンこうした解決策の提案をしていきますので、今後も「結心会」を是非注目して下さーい。
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