2013年10月21日 13時15分更新
あなたは「シャンプー」を何処で買っていますか?
大抵の方は「ドラックストアとかスーパーで買っている」とお答えされます。
実際、ドラックストア等で購入される方が殆どですが、いつも行かれている「美容院」で「シャンプー如何ですか?」と言われたら、どうですか?多分、美容院で購入されますよね。美容院は、毎月行って、毎回二時間はいて、しかも生涯顧客で一生同じ美容院に行くという特別な場所!ここで、髪に関するシャンプーの話が出れば間違いなく購入されるはずです。
では、何故、美容院でシャンプーを購入しないのか?!
答えは簡単!!「美容師の方がシャンプーの話をしない」からです。
美容師の方は髪を切ることが楽しくて美容師になっている方が大半で、それ以外の事は面倒なのだそうです。
営業をしている人達にとったは「もったいない」の一言だと思います。
その一方で、美容院で「今年に入って新築住宅を9棟も売った」という所や、ある地域では美容院の名前が入った特別仕様の自動車をメーカーと一緒に開発し250台限定販売する企画があり既に予約で完売という所もあります。凄い話ですよね。
この差は何か?
恐らく「ちゃんと一言伝えている」かどうかの差だと思います。
これって保険でも一緒ですよね。
昔、飛ぶ鳥を落とす勢いで生命保険を成約し続けていたスーパーマンの講演があり、沢山の方がワクワクしながらどんな話をするのか聴きに行ったことがあります。
登壇されたスーパーマンはいきなり「保険の三つの形を知っていますか?」と言われて、参加していた人は「何~~だ~~」とため息が漏れました。そうしたら「何~だ~ですよね。でも、間違いなくお客様にお伝えしていますか?私は100%この話を伝えています。」と言われ、その通りだと実感したことがあります。
伝えているつもりで伝えていないのです。
これではダメですよね。
伝えられないなら、伝えられる工夫をすべきですね。
五感を使って説明するとか、必ず伝えられるように例えば映像で撮ったものを放映してみるとか、工夫は幾らでも出来ます。
伝わっているかどうかは一度ご自身のロープレをビデオで撮影して自分自身で観てみるとイイですよ。
意外な癖とかも見つかり、自分自身を如何に修正すれば伝わるかが分かりますよ。
研修に是非取り入れてみて下さいね。
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