2018年11月22日 18時25分更新
終活というワードは完全に定着しましたが、100歳まで元気で生きようと国が言っている中で、正直チョット違うなという感覚をここ数年持っていて、「お仕舞支度」の終活でなく、元気に生きるためのコミュニティ作りを核とする「楽活」に取組んで来ました。
今回、ご縁があって札幌本部の一般社団法人シニアライフサポート協会と知り合い、久しぶりに終活の勉強会に二日間行って来ました。
まだスタートしたばかりの協会ですが、土・日曜日二日間連続の勉強会にも関わらず30名くらいの参加者がいてビックリしました。もうすぐ定年で定年後の仕事として取り組みたい方、企業から参加されていた方と色々な背景で参加されていました。
二日間の内容は、エンディングノートの目的・選び方・書く際の留意点、介護保険の基礎知識、認知症あれこれ、整理整頓片付け、超高齢社会の将来展望、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設等々の高齢者の住まい施設編、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム等の高齢者の住まい住宅編、相続の手続きと生前準備のポイント、終活と逝去後手続き、葬儀といった内容でした。構成としては良かったと思いますが、流石に丸二日間の勉強会はきつかったですね。
改めて、財産について考えるにあたって、
①預貯金の額や場所をすべて把握していますか
②保険の内容をすべて把握していますか
③ペットは誰に面倒をみてもらいたいですか
④暗証番号の情報を整理していますか
⑤株や証券は誰に渡したいですか
⑥不動産は誰に渡したいですか
⑦誰かに残したいものは何ですか
⑧残していかないものは何ですか
という質問を受けて、2~3問ごとにグループで内容をシェアしていくと、結構盛り上がって活発な意見が飛び交いました。
終活にコーチングが合体したような内容で、面白いと思いました。
資格を取らせるだけの終活ビジネスが多い中、この協会は「リアルショップ」を展開してシニアの様々な困り事、悩み事をワンストップ相談で解決しようとされていて、札幌や福岡、東京等でのリアルショップの実績があるので、ご一緒できないかと考え、まずは勉強会に参加して体験させていただきました。
調剤薬局に「みんなの健康ラウンジ」を出店していますが、シニア相談リアルショップを展開しても面白いと考え、今後詰めていきたいと思います。終活に限定しないシニアのすべての悩み事・困り事等相談室という展開が出来ればと思います。
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