2018年04月12日 18時35分更新
キャンサーペアレンツの会《https://cancer-parents.com/》をご存知でしょうか。
こどもをもつがん患者同士でつながるためのSNSで、同じ境遇のがん患者の方を探せて仲間になれるサービスです。
代表の西口洋平さんは奥様と小学生のお子様を持つ一般的な30代後半の男性ですが、3年前に「ステージ4のがん」を告知されました。
西口代表自身、がんだと宣告されたときには、孤独感、仲間がいない、家族のこと、仕事のこと、お金のこと、これら多くのことを相談できる相手がいない、同じ境遇の人が周りにいないと感じられたそうです。それなら自分で仲間を募るサービスをつくろうと、ネット上のピア(仲間)サポートサービス「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」を、2016年4月に立ち上げられ、現在全国に1500名ほどの会員を有されてます。
多くのがん患者の方は、子どももいて、地元には親もいらっしゃいます。仕事やお金...... 心配は尽きません。こうした働き盛り世代で、がんと闘う人たちをサポートしたいという思いから、西口代表自身も抗がん剤による治療、副作用と付き合いながら、仕事と並行して、地道に活動を続けられています。
西口代表とは昨年知り合い、今年2月の結心会定例会で講演いただきました。講演で西口代表が加入していた保険会社の募集人は、がんの告知をされるまでは定期的な連絡があったそうですが、告知後は一切なくなったといった話もしていただいて、残念に思いましたし、ここを体制として改善する必要があると考えました。
保険募集人はお客様に寄り添うことが一義であって、がんの告知があってからこそ、より積極的に寄り添っていくことが大切だと考えています。
まずは、がん患者の皆様と交流することが必要だと思いますので、是非、キャンサーペアレンツの会を寄付等で支援いただき、マネタイズになる提案をいただければと思います。西口代表は小学校で講演もされていますので、保険代理店主催でこうした講演会の開催を働きかけ、多くの方々にキャンサーペアレンツの会の存在を知ってもらい、がんで悩んでいらっしゃる多くの仲間を増やし、形にしていけるよう支援したいと考えています。
西口代表をある金融機関にご案内した際に、この金融機関でも社員の奥様ががんで治療中であるという話をお聞きし、こうした状況は当たり前に周りにあることを認識しました。2人に1人ががんになる訳で、当然、若い方でも発症する訳ですが、リアルにお話をお聞きできると、より現実感が感じられました。
生命保険を販売する保険代理店は、がん患者に如何に寄り添い、精神面や金銭面等で支援できるかを真剣に考えていかなければならないと思いますね
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ネクタイ派手夫 02月23日17時41分