2012年10月15日 10時36分更新
最近、完全予約制の保険ショップが多くなりましたね。
事前にWEBから予約して、じっくりと時間をかけて保険相談される方も増えていますが、一方で、
・「予約をしてもスケジュールが埋まっていて、今すぐ相談したいのに一カ月先しか予約できない。」、
・「たまたま歩いていたら保険ショップが目に入ったので飛びこんで保険相談依頼をしたら、予約してからでないと保険相談できないと断られた。」、
・「保険の専門家が話をじっくり聞いてくれると思ったら一方的に話をされて、医療保険の相談に行ったのに死亡保険の話を一時間程度もされて、ガッカリした。」、
・「保険の専門家だと思っていて公的介護について質問したが要領を得ない回答だった。」等といった期待感を裏切った弊害も生んでいることをご存じでしょうか。
完全予約はわかりますが、こんな対応で大丈夫???、、、と疑問符を幾つも付けたくなってしまいます。
何度も言っていますが、保険ショップは「サービス業」であり「小売業」です。
お客様対応がこれではとてもサービス業とは言えませんよね。
こうしたお客様への不手際が、大きな「負」の連鎖を生むことを考えてられるのでしょうか。
以前は「2チャンネル」に書き込むというのが定番でしたが、最近では、ツイッターやSNSです。これらに、「○○という保険ショップに行ったが、こんな対応されてしまって最低!」でも書き込まれ、これに共感した方々がシェアされたら、一挙に悪評は広まって行きます。
従って、常にこうした「お客様の声」を掴む必要があります。
お客様のクレームやクレームの疑似案件を組織としてトップまで瞬時に持ってくる体制を作れていますか。
コンプライアンスに注力している保険代理店は多いと思いますが、お客様の声を如何に早く吸い上げられるかが鍵だと思います。
もう一度、サービス業としての「接客」を徹底する必要があると思いますよ。
また、幼い子供がいて来店型保険ショップに行きたくても行けないと言う方もいらっしゃると思います。
この場合は、やはり「訪問」しかありませんよね。
こうした訪問も出来る組織作りもしないと保険ショップに胡坐をかいていたのではダメだと考えますよ。
来店型、訪問型、WEB、通販等々、あらゆる募集チャネルを持っていることが、お客様の「利便性」に繋がります。
利便性こそがサービス業の第一歩です。
今一度、保険ショップのあり方を考える時期に入っていると思いますね!!
当たり前のことを当たり前に、きちんと出来てこその保険募集です!!
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