2018年04月12日 18時23分更新
金融庁が保険代理店に「質」を求めていますが、当然、保険募集人個々にも「質」が求められていると思います。
そのためには、「人としての幅」を持たせることが必要と考えています。
毎年、保険会社主催の優績者を集めた海外コンベンションが開催されますが、単なるお遊び褒賞旅行故に金融庁からNG的見解となりましたが、きちんと海外の金融を勉強する趣旨であれば積極的に開催されるべきだと考えています。海外そのものの実情を把握し、海外を通して日本の金融を見直す機会は、保険募集人としての「人としての質」を高められ、「幅広い金融提案の力」になると考えています。
そのため、結心会では定期的な海外研修を開催しています。
今回も先週、2月28日から3月4日までの間、タイ・バンコクに行って来ました。参加者は5名。5名から10名程度のツアーが相互の意見交換もでき、最適な人数だと思います。
今回の目玉は、FWD富士生命のグループ会社である「FWDタイ」社との意見交換会でした。先方社から4名参加いただき、半日間、きっちり意見交換させていただきました。
タイではLINEの登録者数が人口の70%と驚異的数値であり、FWDもマスコットを作ることでフォロワーを爆発的に増やしFWDタイのフォロワーは900万人を超えていると聞いて驚嘆しました。更に、総合スーパーに自社保険ショップを展開されていて、その取り組み事例を紹介いただきましたが、イベント開催して子ども達を中心に集客して生命保険販売につなげるという日本の保険ショップ形態と全く同じ取り組みをされていました。イベントの写真を紹介いただきましたが、全く日本のイベントと同じでした。
その他、色々な取り組みをご紹介いただき、我々としては、タイで保険販売が出来ないかとの提案をさせていただき、好感触を得ることが出来ました。
更に、AKB48グループのBNK48に行って来ました。まだ一期生の段階ですが、タイでは爆発的人気を博していて、スタジオには若い男性が多く来店されていました。初のライブチケットも一日足らずで完売したそうで、若い方に厚いファン層を獲得しています。こうした若年層に保険のリテラシーをアップさせるためにアイドルが活用できないかを提案しにBNK48を訪問し、トップの方と打ち合わせをして来ました。ここも可能性があると考えています。
こうした日本では経験できない「リアル」な場にいることで、保険募集人の見識は大きく開花すると考えています。実際に現地でマクドナルドに行ってハンバーガーを食べてみたり、スタバでお茶したり、タイ料理を食べたりしてお金を使ったり、タイの不動産を見学したりする「体験」が人を育てると考えています。
保険代理店の社長はよく海外に遊びに行かれていますが、是非、社員の方には積極的に海外研修に参加させることを検討いただきたいと思います。
保険代理店にとって「人」がすべてです。
「人」を育てるための研修、是非、一度、結心会主催の海外研修に参加させてみて下さい。
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