2013年09月24日 12時26分更新
ファストフード大手が相次ぎ「新型店」を出店しています。
「吉野家」は一人で食べられる鍋の専門店「いちなべ家」を東京・千代田区に今月出店します。「牛すき鍋」、「豚しゃぶ鍋」など7種類の「一人用鍋」を780円~830円で提供し、アルコール類も販売するとのことです。
20~30代の「働く男女」を中心に一人または二人で来店してもらおうと言う企画で、店舗面積は約80㎡と吉野家の標準店と比べるとやや小ぶりにするようです。
最近は「一人焼き肉」とか「一人居酒屋」といって一人で楽しむという人が多い中、季節がら「一人鍋」は流石の着眼点ですね。
タイミングも最高だと思います。
日本ケンタッキー・フライド・チキンが開業するのは「持ち帰り専門」のから揚げ店「鶏から亭」で、1号店は東京・目黒に出店します。
「醤油味」、「辛旨(からうま)」など4種類のから揚げを100g270円で販売すると共に主力のオリジナルチキンも1ピース240円とケンタッキー・フライド・チキンと同価格で扱います。
これも「個食」の時代を反映した展開ですよね。
この単位なら一人住まいのシニアの方でも気軽に楽しめますし、独身者にも家での晩酌の酒の友に使えますし、家族の為にお父さんが持ちかえるという需要にも応えられますよね。
日常食を扱うファストフードは「同業内での過剰な出店」や「コンビニエンスストア」などの業種を超えた競争で、軒並み苦戦を強いられています。
日本フードサービス協会によると7月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比0.1%増となったが、このうちファストフードは0.5%減となっており、こうした危機意識を反映して「新型店」出店の動きとなっています。
「本業」のノウハウを生かしてコストを抑えつつ、すみ分けして収益源を増やすという展開のファストフード業界に学ぶ必要があると思いませんか。
保険ショップも今が「変態」の時です。
商業施設に出店している保険ショップは定借の満期が来ているはずです。商業施設はデベロッパーです。何もしなくて「更新」してもらえると思ったら甘すぎですね。
更新してもらえるように従来の保険ショップを一新した新しいショップ作りを考える時が来ています。
あなたの保険ショップの「強み」と「弱み」をきちんと分析して、「強み」を活かした新しい形のショップに変態させる必要があると思います。
既に「このことを理解している保険ショップ」は動いています。
こうして動いてる保険ショップがあたなの保険ショップを狙っているかもしれませんよ。
常に他の業種・業態の動向を参考にして自身を変態させ続けることを考えて行きましょうね。
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