2013年02月12日 10時21分更新
先週、他業種・他業態企業が相次いで保険ショップ参戦という内容で書きましたら反響が多かったため、今回も色々な企業の取り組みをご紹介したいと思います。
異色な所で言えば、、、、証券会社さんが運営する保険ショップ!というのは如何でしょうか。
今は株価が急騰していますが、冬の時代が長く続き、顧客も証券会社を経由することなくウェブ上での決済をされる方が多かったですよね。
しかし、元々のお客様はいらっしゃる訳なので、証券会社の信用度を活用して保険ショップ出店という流れになった訳です。証券のお客様に「今度保険ショップやるようになりましたので是非お近くの保険ショップにお越し下さい」と電話するだけで、相当数の送客が可能ですよね。
しかも、保険ショップは証券会社の自社ビルの一角を使って開店していますので、お客様は場所を説明しなくても来られる訳です。
このように「インフラ」と「マーゲット」を持っている企業であれば、どんな業態でも保険ショップは出来るのです。
証券会社さんの場合は、保険ショップから保険成約と合わせて、資産運用の話から証券の新しい顧客作りが出来ますので、本業への顧客創出の大きな車輪となる訳です。
あと、新規事業に手を出すわけですので、本気度が必要です。
その意味では、本業に陰りが見えている業界の方が良いと思います。
その一つに家具屋さんの保険ショップがあります。
地元の家具屋さんで家具を購入される機会も減っていますよね。最近のマンションは収納スペースを十分確保した物件も多く、引っ越しで邪魔になるので家具を買わない方も多いと思います。ネクタイ派手夫も引っ越しが多いので家具は全てレンタルで揃えています。
でも、家具を買うタイミングってありますよね。
例えば、家を新築した、お子様が新社会人となって自宅を出て一人暮らしを始めたといった契機でしょうか。
でも、このタイミング、ライフステージが変わり丁度保険を考えるタイミングでもあります。で、家具屋さんで家具を探して店内を隅々まで見ていて突然保険ショップを発見したら如何でしょうか。ふと保険相談したくなりませんか。
こんな購入導線上に保険ショップを置くことでニーズ喚起がしやすくしています。
商業施設ですと、目的があって来店されたお客様はそのものを購入されたら他のショップは見向きもしないで素通りでお帰りになりますが、家具屋さんの場合は展示されている全ての家具を見てみたいという行動をされますので、店内出店の保険ショップに間違いなく出合うという構図となっています。
お客様の購買行動を考えた出店でしょうね。
こんな感じで、今では色々な業種・業態の企業が保険ショップ出店をされています。
今、ネクタイ派手夫が一番お薦めなりは飲食業の保険ショップ出店です。
飲食業の方、是非、チャレンジされてみませんか?