2018年09月13日 18時49分更新
拙著「顧客本位の変わる保険営業」、読んでいただきましたでしょうか。
最初に保険ショップの10年を振り返り、何故、保険ショップがお客様に受け入れられたかを書いています。この第一章を読んで異業種の方々よりも「おもてなし」の部分で共感できることが沢山あって興味深いとの感想を頂戴しました。ありがとうございます。
少し本の内容をご紹介したいと思います。
『来店されたお客様がパンフレットスタンドでパンフレットを手に取っていた際に、保険募集人のあなたは最初に何をしますか。
見ていた保険のパンフレットが医療保険だとすると「医療保険にご関心がおありでしょうか」と言って近づくスタッフがいるとすれば、その店舗は残念ながらダメ店です。
この場合、基本、お客様は何か手荷物をお持ちだと想定されますので、椅子をお持ちしていて「お荷物を置いていただいて、ゆっくりパンフレットをご覧ください。近くにおりますので、いつでもお声かけください」と言って、お客様から離れるのです。
お客様は荷物があればパンフレットも見づらいですよね。したがって、見やすくしてあげる行為が最初になります。常にお客様のことを考えていれば自然とできる行動ですが、保険を売ろうとしてお客様のことを考えていない所では絶対にできない行動です。
余計なことですが、お客様に近づく場合は、お客様のどちらから寄って行きますか。答えは右です。左には心臓があるので、本能的に身を守ろうとして避ける行動を人はとってしまいます。そのため、右から寄るというのは接客業では基本です。
さらに、乳児を連れたママと保険相談になった際に、赤ちゃんがお乳を吐くという場面は意外と多くあります。こうした場面を想定して、いつも新しく綺麗なタオルが準備されています。この光景をご覧になったママは、その瞬間「ここで保険に入る」と決意されます。
おもてなしの行動が感動を呼ぶのです。』
如何でしょうか。
こうした行動が、保険ショップでは「マニュアル化」されていて、新人でも直ぐにできる体制が構築されているのです。店舗マニュアルは、日々ブラッシュアップされつつ更新されていきます。
サービスに上限はありません。
常にお客様のことを考えて接客することで色々なアイデアが生じ、それを現実化しているのです。
こうしたおもてなしの行動は保険募集人全てが習得すべきと考えています。「セールスマン」ではなく「ヒューマン」がお客様に接しているのです。
8月にはガッツリ夏休みを取得するという方も多いと思います。
是非、「顧客本位の変わる保険営業」の本を購入いただき、夏休みの合間に読んでいただき、後半戦の展開の一助としていただければと思います。
マジ、買って下さいね。
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