2015年03月30日 18時14分更新
皆さんの代理店では業務委託している所ありますよね。
例えば、「リーズ」を買っている先!
これって業務委託先ですよね。契約書はきちんと締結していますか。個人情報の取扱をしたり、色々なアフィリエイトを活用してリ―ズを集めていますが、全てのアフィリエイトで募集関連行為がないか代理店さん自身でチェックされていますか。と言ってもアフィリエイト先までの管理を直接やることは無理がありますよね。であれば委託先業者が如何にしてアフィリエイトを管理しているかの報告を定期的に受ける必要がありますね。こうした内容も契約書の中に明記して契約されることをお薦めいたします。
今後は代理店に直接入検があったら業務委託先への検査もあり得ます。この際に管理不足が発覚し大きな個人情報漏洩の事故でもあれば、誰が悪いか?それは、こうした委託先を選んだ代理店が悪いのです。
ちなみに業務委託している先に対して代理店できちんとした「基準」を作ってありますか。
例えば、①創業10年以上、②社員数30名以上、③資本金1000万円以上、④反社会的勢力でないこと、この位は形式要件として業務委託する際の保険代理店独自の「基準」を作らないとダメですね。
更に言えば、反社会的勢力の判断は何を根拠にされていますか?
リサーチ会社を使って調査しリサーチ会社の評価を判断基準としている、ホームページで社長名等々幾つかのワードを検索してみて何も無いことを確認している、といった根拠をきちんと策定しないとダメですね。
そして形式要件チェックリストをもとにチェックし、例えばチェック項目10の内、5以下の業者とは業務委託しないといった基準をしっかり作って運営して行くことが代理店に求められています。
企業、組織として考えれば当たり前の判断だと考えます。
丁度、「年度」が変わります。
良いチャンスです。
業務委託している業者との契約書を全て取りだして条文を確認してみましょう。
改正保険業法に耐えうる条文になっているかをチェックし、委託先に契約書修正を求めてみましょう。
4月からスッキリした形で進めるように、代理店の社長自らが行動を起こし、数年前に契約した契約書は全て見直し、修正し、修正に応じない業者とは契約解除しましょう。
まずは一歩一歩です。
有名な某大型代理店は昨年夏に業務委託していた全ての契約を一旦「白紙」にして、今は精査に精査を重ねた上でしか業務委託をしていません。というか業務委託をしない方向です。自社でやる!これか一番リスクが少ないでしょうし、何かあっても自社だから納得感がありますよね。
基本、「今提携されている全ての契約書は現状にそぐわない」と考えます。
頑張って、皆さんも全ての業務委託契約を白紙に戻して再検討されても良いと思いますよ。
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