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日本の“不健康な10年”問題に挑む。介護施設の外出支援で寝たきりリスクを減らす「フラットトラベル 施設旅行」提供開始
専門資格を持つ介護士が企画、同行し、施設職員の負担なく安全な日帰り旅行を実現する介護予防サービス
株式会社ふらっとけあ(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役:鈴木 颯斗)は、介護施設の外出支援を通じて高齢者の寝たきりリスクを低減し、生きがいを創出する介護予防サービス「フラットトラベル 施設旅行」の提供を開始します。本サービスは、専門資格を持つ旅行介助士が同行することで、施設職員の負担を最小限に抑えながら、安全で質の高い日帰り旅行を実現します。平均寿命と健康寿命の差である“不健康な期間”が約10年にも及ぶ日本の社会課題に対し、外出という「楽しみ」を起点とした介護予防のアプローチで挑みます。
背景:長寿国の日本が抱える「約10年の不健康期間」という社会課題と外出の関係性
世界有数の長寿国である日本は、平均寿命と健康寿命の間に大きな乖離が存在するという課題を抱えています。厚生労働省の令和4年のデータによれば、その差は男性で約8.5年、女性で約11.6年にも及び、多くの人が人生の最後の約10年間を要介護状態で過ごすことを示唆しています。(出典1.)この「不健康な期間」の長期化は、社会保障給付費を増大させ、2040年度には約190兆円に達するとの試算もあります。(出典2.)
このような不健康な状態が長く続く大きな理由に「日本の高齢者は外出、旅行機会が非常に少ない」がという問題点が挙げられます。
日本と英国の高齢者を比較した国際共同研究では、「1か月に1回未満しか人と連絡を取らない」という重度の社会的孤立状態にある高齢者の割合が、日本はイングランドの約6倍に上ることが報告されています。これは、出かける機会が極端に少ない高齢者が、日本社会では特に多いことを示しています。(出典4.)
外出機会の減少は、社会からの孤立や役割の喪失感につながり、心身の活力を奪うものです。(出典5.)「外出しない・できない」ことが心身機能の低下を招き、結果として要介護状態を進行させてしまうという負のスパイラルを断ち切る社会的な仕組みが必要です。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171691/1/171691-1-af3601601cc6e0d181ff140c13105dd0-1398x770.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
]
厚生労働省「平均寿命と健康寿命」より引用
出典1.:
厚生労働省「平均寿命と健康寿命」
出典2.:
2040年を見据えた社会保障の将来見通し
出典3.:
令和2年度 第9回 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査
出典4.:
Cross-national comparison of social isolation and mortality among older adults: A 10-year follow-up study in Japan and England
出典5.:
地域在宅高齢者の外出頻度別にみた身体・心理・社会的特徴
施設の“外出機会の提供が困難”という課題を解決し、高齢者の生きがいを創出するサービスの仕組み
外出機会の減少は、社会からの孤立や役割の喪失感につながり、心身の活力を奪うものです。
そのため、多くの介護施設では、「利用者様に外出を楽しんでほしい」という想いがある一方で、「人手不足で企画や引率ができない」「旅行時の安全面の担保が知見がなく困難」といった理由で、外出支援の実施に高いハードルを感じています。「フラットトラベル 施設旅行」は、この構造的な課題を解決するために生まれました。施設へのヒアリングに基づき、施設の状況に合わせたオーダーメイドの旅行プランを作成。当日は専門的な研修を受けた旅行介助士が同行することで、施設職員の負担なく、安全な外出を実現します。これにより、施設側の負担を大幅に軽減し、これまで実現できなかった外出の機会を創出します。外出という体験を通じて利用者の皆様に新たな目標や楽しみを見つけていただき、日々の生活における意欲や活力を引き出すことで、高齢者の生きがい創出と介護予防に貢献いたします。
サービス概要
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171691/1/171691-1-09f70883951c139405bbeb446b774cf4-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
]
「フラットトラベル 施設旅行」は、人手不足や安全管理の懸念から外出イベントの実施が困難な介護施設を対象とした、日帰り旅行の企画・実施代行サービスです。施設へのヒアリングに基づき、施設の状況に合わせたオーダーメイドの旅行プランを作成。当日は専門的な研修を受けた旅行介助士が同行することで、施設職員の負担なく、安全な外出を実現します。単なる旅行に留まらず、旅行の前後には利用者の外出意欲を高めるレクリエーション支援も行い、高齢者の日々の生活への意欲向上と介護予防につなげることを目的としています。
サービスサイト:
https://flatcare.jp/travel/biz
CEOコメント
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171691/1/171691-1-18b185679ef2abb693f0c362c514a541-1707x958.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
]
株式会社ふらっとけあ CEO 鈴木 颯斗
私自身、祖母が施設に入居していた際、もっと外の世界に連れ出してあげたかったという後悔があります。高齢や病気を理由に、当たり前だったはずの「外出」が特別なことになってしまう。その現実に強い問題意識を抱き、誰もが年齢や身体状況に関わらず、行きたい場所へ自由に出かけられる社会を実現したいという想いから、株式会社ふらっとけあを設立しました。私たちのサービスが、ご本人様の笑顔はもちろん、ご家族様、そして日々懸命にケアにあたられている施設職員の皆様の喜びにもつながることを願っています。「旅は、最高のリハビリテーション」。この信念のもと、私たちは一人ひとりの想いに寄り添い、日本の“寝たきり問題”に終止符を打つ一助となるべく、事業に邁進してまいります。
会社概要
会社名:株式会社ふらっとけあ
所在地:〒210-0834 神奈川県川崎市川崎区大島2-2-6
代表者:代表取締役 鈴木 颯斗
設立:2025年10月28日
資本金:500,000円
事業内容:福祉領域におけるウェルビーイング向上事業
会社概要:「老いを楽しめる文化を創る」というミッションのもと、寝たきり期間の長期化や家族介護の負担増などの社会課題に向き合う介護予防ベンチャーです。ユニバーサルツーリズム事業「フラットトラベル」を起点に、高齢者と社会との接点を増やし、日常に起伏と刺激が生まれ続ける仕組みづくりに取り組んでいます。
ウェブサイト:
https://flatcare.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:
PR TIMES
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