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ダスキン ターミニックス「福祉・介護施設の衛生管理と害虫・害獣対策」に関する調査を実施|保険ニュース

ダスキン ターミニックス「福祉・介護施設の衛生管理と害虫・害獣対策」に関する調査を実施

多くの福祉・介護施設の職員が衛生管理も担う。福祉・介護施設の衛生を持続的に守る方法とは?


 株式会社ダスキン(本社所在地:大阪府吹田市、社長:大久保裕行)が展開する、ターミニックス事業(害虫獣の駆除と総合衛生管理)は、福祉・介護施設の職員または管理責任者、1,016人を対象に「福祉・介護施設の衛生管理と害虫・害獣対策」に関する実態調査を実施しました。
 害虫・害獣の発生は、年間を通じて福祉・介護施設の職員が頭を悩ませる問題です。高齢者が生活する施設では特に、健康管理の観点から現場の衛生管理は常に重要なテーマです。
 今回、ダスキン ターミニックスでは、福祉・介護施設の職員または管理責任者を対象に、「福祉・介護施設の衛生管理と害虫・害獣対策」に関する実態調査を実施し、福祉・介護施設の衛生管理の実態や発生した害虫・害獣について調査しました。

■調査ハイライト

●約6割の「施設職員(介護職・看護職など)」が衛生管理を担う。専門業者の利用は限定的
・清掃や消毒などを含む衛生管理の担当は「施設職員」が最多。
・「外部委託の専門業者」は少数で、職員主体の衛生管理体制が多い。
●約3割が「衛生管理は不十分」と回答、人手不足やマニュアル・ルールの曖昧さが背景に
・課題として「人手不足」「作業のばらつき」「清掃範囲の偏り」が上位に。
●約7割の施設で害虫・害獣を定期的に目撃。「ゴキブリ」「蚊」「ハエ」が3大害虫
・「週1回以上」「月1~3回」の目撃が多数。
・困りごととして挙げられたのは「ゴキブリ」「蚊」「ハエ」が上位。
●害虫・害獣対策は職員による対応が中心、職員・入所者双方から改善要望も
・「職員による清掃・除草・ゴミ管理」「職員による殺虫剤設置」が主流。
・改善要望は「職員から」「入所者から」「入所者の家族から」と、複数の立場から寄せられている。
●今後強化したいのは「専門業者による定期点検」。重視するのは「効果」と「コスト」
・強化したいことは「専門業者による定期点検・駆除」「清掃・環境整備の強化」が上位。
・専門業者選定時の重視ポイントは「効果」「コスト」「定期報告・記録の有無」。

※害虫とは:人間の生活や農作物、住環境などに被害を与える昆虫や節足動物の総称。(例:ゴキブリ、シロアリ、アブラムシ、ダニ等)
※害獣とは:農作物、家畜、森林、または人間の生活に被害を及ぼす野生動物の総称。(例:ネズミ、イノシシ、シカ、アライグマ等)

■調査概要

【調 査 名】 「福祉・介護施設の衛生管理と害虫・害獣対策」に関する実態調査
【調査期間】 2025年10月6日(月)~2025年10月7日(火)
【調査方法】 株式会社PRIZMAが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】 1,016人
【調査対象】 調査回答時に福祉・介護施設の職員または管理責任者と回答したモニター
【調 査 元】 株式会社ダスキン ターミニックス(https://www.duskin.jp/terminix/
【モニター提供元】 PRIZMAリサーチ

調査結果

多くの福祉・介護施設で「職員」が衛生管理を担っている現状が明らかに
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-37a44b012e099f71211494627375b333-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 勤めている福祉・介護施設内の清掃・害虫駆除を含めた衛生管理の担当者について質問したところ、『施設職員(介護職・看護職など)(59.6%)』と回答した方が最も多く、『清掃職員(施設内に常駐)(19.6%)』『外部委託の専門業者(14.4%)』と続きました。施設規模を問わず、日常的な衛生業務は介護職員や看護職員が担っている現状がうかがえます。また、勤めている福祉・介護施設内の衛生管理は十分に行われているかについて質問したところ、約7割が『非常に十分だと思う(16.4%)』『おおむね十分だと思う(52.9%)』と肯定的に評価しています。一方で、約3割が「不十分」と感じており、衛生管理方法の見直しや改善の必要性を感じる方がいるようです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-5700af6c992205c9dd951c4dd308e4d0-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 勤めている福祉・介護施設内の衛生管理について、課題だと感じていることについて質問したところ、『人手不足で十分な清掃が難しい(42.2%)』と回答した方が最も多く、『消毒作業の頻度や方法にばらつきがある(39.3%)』『特定エリアの清掃が行き届いていない(35.6%)』と続きました。
 「人手不足」が最も多く挙げられたことから、日常業務と衛生管理の両立が難しい現場の実態が浮かび上がりました。また、作業のばらつきや清掃範囲の偏りは、現場の運用が職員の判断に委ねられていることにより生じる場合があり、特に感染リスクの高い福祉・介護施設では、定期的な教育やチェック体制の見直し・強化が求められるでしょう。

約7割が定期的に「害虫・害獣」を見かけていることが判明。困りごとは「ゴキブリ」「蚊」「ハエ」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-5615fde42aa966fea050db419735c404-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 過去1年間で、勤めている福祉・介護施設内で害虫・害獣を見かけた回数について質問したところ、『週に1回以上(17.3%)』『1か月に1~3回程度(35.8%)』『2か月に1回程度(18.5%)』と、約7割が定期的に目撃していることがわかりました。福祉・介護施設の特性上、食事提供やゴミ保管など害虫が好む環境が整いやすいことが影響していると考えられます。定期点検や物理的な侵入防止策を講じる事でリスクを軽減する可能性があります。
 前の質問で『見かけたことはない』と回答した方以外に、勤めている福祉・介護施設で困っている、または過去に困ったことがある害虫・害獣について質問したところ、『ゴキブリ(56.4%)』『蚊(36.6%)』『ハエ(35.6%)』が上位を占めました。いずれも、食事や排泄処理など生活衛生と密接に関係する害虫です。ゴキブリやハエの発生は衛生環境の悪化だけでなく、入所者やその家族からの苦情にもつながりやすい問題です。定期的な駆除と、環境整備や発生源管理を徹底することが望まれます。

害虫・害獣対策は「職員による対応」が主流。改善要望は職員・入所者双方から
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-aa6e4cf83d1c398335f8a43d7bdb3703-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 勤めている福祉・介護施設で、施設外から侵入する害虫・害獣に対して現在行っている対策について質問したところ、『職員による清掃・除草・ゴミ管理(57.9%)』『職員によるトラップ・殺虫剤の設置(53.8%)』が多く、『専門業者による定期点検・駆除(26.4%)』は3割に届きませんでした。多くの福祉・介護施設で職員主導の対策が行われていますが、専門業者の定期的関与は全体の約26%にとどまりました。
勤めている福祉・介護施設回りの害虫・害獣対策について、職員や入所者から改善の要望が出たことはあるか質問したところ、『ある(職員から)(43.4%)』『ある(入所者から)(34.3%)』『ある(入所者のご家族から)(12.0%)』と、多方面から改善を求める声が上がっています。
職員が課題を感じているだけでなく、入所者やその家族も快適な環境を望んでいることは明確です。衛生面への関心は高まっており、福祉・介護施設の信頼の維持にも直結します。「安心して過ごせる清潔さ」が求められているといえるでしょう。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-9e6d42541fd578bd2ed1653a62e4a330-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 今後、勤めている福祉・介護施設の害虫・害獣対策や衛生トラブル防止のために強化したいことについて質問したところ、『専門業者による定期点検・駆除(46.6%)』と回答した方が最も多く、『施設内外の清掃・環境整備の強化(37.4%)』『職員の衛生管理教育・研修の充実(35.3%)』と続きました。多くの福祉・介護施設が、今後は専門業者による衛生管理をしたい意向を示しています。人手不足と衛生環境整備の課題に対し、現場と外部業者が協働することで、持続可能な施設衛生管理が実現できると考えられます。
現在、勤めている福祉・介護施設の専門業者の利用状況について質問したところ、『必要時のみスポットで利用している(41.6%)』『定期的に利用している(36.0%)』が約8割と多く、『利用していない(16.1%)』も一定数見られました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-bd4b152259d13f0e621bc1cfa277f8e6-940x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 勤めている福祉・介護施設で、害虫・害獣対策に関する専門業者の選定や見直しの際に重視するポイントについて質問したところ、『駆除や対策の効果(46.2%)』『コスト(43.0%)』『定期報告・記録の有無(28.6%)』が上位でした。費用対効果を重視する一方で、定期的な報告や記録管理への関心も高まっています。衛生管理を総合的に考えた時に、対策の効果やコスト面はもちろんのこと、報告や記録の有無など、専門業者による対応の質も重要視されていることがわかります。

福祉・介護施設の衛生管理、専門性と持続性の両立が今後の課題に
今回の調査で、福祉・介護施設では衛生管理の多くを職員が担い、現場の裁量に任されているという実態が明らかになりました。福祉・介護施設内の衛生管理が不十分だと思う方も一定数おり、課題として人手不足による不十分な清掃、消毒作業のばらつき、特定エリアの清掃が行き届いていないなどが多く挙がりました。
また、約7割の福祉・介護施設で定期的に害虫・害獣が発生しており、「ゴキブリ」「蚊」「ハエ」といった生活衛生に直結する害虫が多く報告されました。職員や入所者から改善の声が多く寄せられている点からも、衛生環境の質が福祉・介護施設の信頼性や安心感を左右する重要な要素であることは明白です。
 福祉・介護施設外から侵入する害虫・害獣に対しての対策としては、「職員による清掃・除草・ゴミ管理」「職員によるトラップ・殺虫剤の設置」といった現場対応を中心とする福祉・介護施設が多い中、今後強化したい取り組みとして「専門業者による定期点検・駆除」が最多となりました。教育研修の充実を通じて職員の衛生リテラシーを高めつつ、専門業者と連携した「予防型衛生管理」が理想だと考えます。
 さらに、効果やコストに加えて、定期報告・記録の有無を重視する傾向から、福祉・介護施設側と専門業者の“協働関係”への期待も高まっています。
 衛生管理を単なる清掃業務ではなく、入所者の健康と福祉・介護施設の信頼を守る“経営課題”として位置づけ、継続的な取り組みを強化していくことが、今後の福祉・介護現場における衛生環境の維持への鍵となるでしょう。

ダスキン ターミニックスからのアドバイス

 ゴキブリ対策では、まず隠れ場所を減らすことが重要です。ダンボールや新聞紙などはゴキブリの住処となるため、室内に長期間保管せず、不要になったら早めに処分しましょう。また、こまめな清掃も欠かせません。ゴキブリは野菜くずだけでなく、髪の毛やゴミなど、ほとんどの有機物を食べてしまいます。そのため、エサとなるものを残さないように、日常的に清掃を行うことが大切です。施設内で複数回ゴキブリを見かける場合は、室内で繁殖している可能性があります。繁殖場所や侵入経路を突き止め、よく見かける場所には捕獲トラップや市販の駆除剤を設置・使用してみましょう。
 蚊の対策も基本は同じで、発生源をなくす・減らすことがポイントです。施設の内外に水が長期間滞留する場所がある場合は、すぐに改善が必要です。敷地内に放置された空き缶、ペットボトル、植木鉢の受け皿、バケツなどに雨水が溜まると、蚊の発生源になります。これらはできるだけ撤去しましょう。
 ゴキブリ、蚊、コバエなど、どの害虫もまずは環境改善によって発生源をなくすことが大切です。日常的な整理整頓と清掃を心掛け、発生リスクを減らしましょう。それでも害虫を見かける場合は、専門業者による調査・駆除を依頼し、繁殖場所や侵入経路をプロの目で確認してもらうことをおすすめします。

※ダスキン ターミニックスとは※
株式会社ダスキンが1988年から展開する、害虫獣の駆除と総合衛生管理の事業。
薬剤をなるべく使用しない、人と環境に配慮した方法による予防管理に重点を置き、高度な専門知識と技術により、害虫が発生しにくい環境づくりを行っています。全国544拠点※に展開。
※2025年3月末現在

害虫獣駆除パッケージサービス(福祉・介護施設・保育園・児童施設)
立地条件や運営内容によって、お困りの対象となる害虫獣の種類は異なるもの。
ダスキン ターミニックスでは、その施設のご相談内容を精査し、適切なサービスを組み合わせてパッケージ化。害虫獣によるリスクの少ない施設環境をご提供し、プロならではの害虫獣駆除・管理サービスで、衛生的な環境づくりをサポートします。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5720/1068/5720-1068-044eb8f56b83dc8fecfc02b9600272cf-1036x544.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・詳細はこちら:https://www.duskin.jp/terminix/fukushi/?dus=out00071
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