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PKSHA、保険業界特化型AIソリューション「PKSHA AI Powered Data Entry」を提供開始ー入力業務工数を約半分に削減|保険ニュース

PKSHA、保険業界特化型AIソリューション「PKSHA AI Powered Data Entry」を提供開始ー入力業務工数を約半分に削減

画像読み取りAI、LLM等、複数技術の組み合わせで、保険審査のデータ入力において90%を超える精度で業務削減を実現ーBPOをセットにしたサービスパッケージも提供


 株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、生命保険会社をはじめとする保険事業者が抱える保険査定業務における煩雑なデータ入力を効率化するソリューション、「PKSHA AI Powered Data Entry(パークシャ エーアイパワード データエントリー)」の提供を5月より開始いたしました。
 PKSHA Technologyは「人とソフトウエアの共進化」というビジョンのもと、自然言語処理等の独自技術を基盤に、人をエンパワーする7,000体のAIエージェントを全国に展開しています。本取り組みでは、複数の要素技術を組み合わせ保険業界特有の書類を高精度に読み取ることで、業務工数を大幅に削減し、働く方々がコア業務に集中できる環境作りを支援します。
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「PKSHA AI Powered Data Entry」の開発背景:人力作業と熟練度が求められるデータ入力の工数削減に向けAIを活用
 保険業界では、保険金請求の際に提出される医療費の明細書や領収書をデータ化するため、パソコンへの正確な入力作業が不可欠です。しかし、これらの書類は手書き、PDF、写真など、形式がばらばらなため、一般的な光学文字認識(Optical Character Recognition / 以下、OCR)技術では十分に読み取れず、人の目で確認・修正する必要があり、本質的な工数削減効果が限定されていました。さらに、保険金の査定のためのデータ準備には専門知識が必要なため、担当者の育成や外部委託先での作業効率を高めるには時間がかかり、育成コストも課題となっていました。こういった労働集約的な運用において、一部の企業では月3万時間もの作業が手入力やチェックに費やされ、その業務負荷が課題になっている状況でした。PKSHAは2023年より非定型の文書を大規模言語モデル(Large Language Model / 以下、LLM)を活用し、データ入力支援を行うアルゴリズム・プロダクトの開発と提供を行っていました。保険業界での需要の高まりを受け、これらの問題を解決する共通ソリューションである「PKSHA AI Powered Data Entry」を開発することになりました。
「PKSHA AI Powered Data Entry」の概要:独自技術の組み合わせで従来の技術では到達できなかった精度・効率化を実現
 「PKSHA AI Powered Data Entry」は、PKSHAが自然言語処理とディープラーニングの研究開発で培った技術を基盤としています。特に、保険・医療分野に特化したデータベースと、独自開発のLLM活用ソリューションであるPKSHA LLMsをOCRと組み合わせることで、従来のOCRでは対応が難しかった複雑な文書構造、手書き文字、撮影時のゆがみなどにも柔軟に対応できます。 これにより、保険査定に必要な傷病名や請求項目への自動変換が可能となり、「業務にそのまま使えるデータ」を出力することで、事務工数の大幅な削減が早期に期待できます。今回、大手生命保険会社においてデータ抽出精度を検証したところ、他社OCR製品が約65%程度の精度にとどまるところ、93%の精度が実証されています。
 さらに、AIソリューションである「PKSHA AI Powered Data Entry」と組み合わせ、業務プロセス全体を外部に委託するビジネス・プロセス・アウトソーシング(Business Process Outsourcing/以下、BPO)の提供も行っており、両者を組み合わせた導入によりスムーズな導入と早期の活用をサポートします。AIが入力作業を代行し、最終的な確認と修正のみを人が行うため、社内での人材育成にかかるコストや、外部委託先が業務を開始するまでの準備期間を短縮し、より低価格かつ安定的な業務の流れを迅速に立ちあげ可能です。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22705/199/22705-199-7736db2375f31bbea292888c80fc3215-1999x1343.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 AIと人がハイブリッドに業務を行うプロセスにより、従来と同等のシステム入力精度を担保しながら月間13000時間ものデータ入力・チェック工数を削減し、保険査定業務全体のスピードアップとコスト削減に貢献します。また、書類形式や文書構造の違いに柔軟に対応できるため、特定分野の用語や知識を学習することで、金融・医療・公共機関など多様な書類のデジタル化にも展開可能です。
今後の展望
 本ソリューションの普及を通じて、保険金請求・支払いの迅速化や人的負荷の軽減を支援し、働く方々がコア業務に集中し生産性が高まり、さらには利用者である被保険者の方々がよりよい体験ができるよう、保険業界への展開を行っていきます。PKSHA LLMsを活用することで業界に合わせたモデルを柔軟に構築できることから、医療・金融・製造・建設業界などあらゆる事業領域における書類デジタル化ニーズにも応えていきます。
 PKSHAは、この保険業界特化型AIデータ入力ソリューションの提供を通じて、「人とソフトウエアの共進化」というビジョンの実現を加速させ、煩雑な業務から解放された人々がより創造的で本質的な業務に集中できる社会を目指します。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22705/199/22705-199-e1b76ee24c86fbcee000011d3cd03de8-3080x480.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社PKSHA Technology 会社概要
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど、幅広い技術基盤に基づいた解決策を提供するとともに、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。

会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問い合せ
pr@pkshatech.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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