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エヌ・エイ・シー・ケア、神奈川県小田原市より 「小田原市国民健康保険第3期データヘルス計画に基づく データ分析及び保健事業業務」を受託|保険ニュース

エヌ・エイ・シー・ケア、神奈川県小田原市より 「小田原市国民健康保険第3期データヘルス計画に基づく データ分析及び保健事業業務」を受託

ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー・ケア(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、神奈川県小田原市の実施する「小田原市国民健康保険第3期データヘルス計画に基づくデータ分析及び保険事業業務」を受託したことを2025年1月7日に発表しました。

【実施の背景】
 小田原市は神奈川県西部に位置し、南側は相模湾を臨み、南西側の箱根連山を背負い、東側の曽我丘陵が連なる山岳丘陵に囲まれた海の青と山の緑が映える風光明媚な地です。1年を通して温暖で適度な雨量に恵まれ、自然豊かで暮らしやすい地勢にあります。また、戦国時代に後北条氏の「城下町」として発展し、江戸時代には東海道屈指の「宿場町」として栄え、明治期には政財界人や文化人たちの「別荘、居住地」として愛されてきた、神奈川県西地域の中心都市です。
 小田原市国民健康保険第3期データヘルス計画より、令和4年度における特定健康診査の受診率は29.4%と、全国市町村国保平均や神奈川県内市町村国保平均と比較して、小田原市の受診率は低い状況にありました。また、生活習慣病重症化予防事業においては、健診未受診者でかつ治療中断者の割合は県内の同規模の市と比較して高い状態でした。さらに、重複服薬適正化事業においては、重複服薬者患者数が増えている年度もあり、健康被害の防止及び医療費削減のために継続した取り組みが求められていました。
 そこでレセプトデータと特定健康診査等のデータ分析を行い、特定健康診査受診率向上事業、生活習慣病重症化予防事業、及び重複服薬適正化事業を1社にまとめて委託をすることで、それぞれの取り組みを連動させて事業を行うとともに、被保険者の健康の保持増進、生活の質(QOL)の維持及び向上へつなげていくこととなりました。

【エヌ・エイ・シー・ケアの「未受診者対策サービス」・「生活習慣病医療受診勧奨サービス」・「重複多剤服薬者対策サービス」とは】
 エヌ・エイ・シー・ケアの提供する特定健診受診勧奨サービス「未受診者対策サービス」では、特定健診受診対象者を、定期受診者・不定期受診者・長期未受診者のようにグルーピングします。過去の健診結果がある不定期受診者に対しては、複数年の健診結果を分析し、ひとりひとりの状況に合わせた完全個別の生活習慣アドバイスを提供するとともに、各自治体様において効果的な改善ポイントを提示することで健診受診を促します。長期未受診者に対しては、各自治体様の年齢層別の生活習慣病リスクを分析・訴求することで健診受診を促します。
 「生活習慣病医療受診勧奨サービス」では、過去の特定健康診査結果データ等から、生活習慣病が疑われる対象者に対し、医療機関受診を促す通知を送付するサービスです。過去の健診結果を分析し、ひとりひとりの状況に合わせた完全個別の生活習慣アドバイスを提供するとともに、各自治体において効果的な改善ポイントを提示することで、医療機関受診を促します。
 「重複多剤服薬者対策サービス」では、レセプトデータを分析し、多剤服薬者における重複、併用禁忌等をチェックし、ご本人の服薬状況を可視化するとともに、副作用の少ない、適正な薬剤利用を実現するために薬剤師への相談を促します。

【小田原市の取り組み】
 今回、小田原市では、特定健康診査受診率向上事業として、特定健康診査の不定期受診者と長期未受診者に対する「受診勧奨シート」を送付する事業を実施します。小田原市の年代・性別ごとの疾病傾向を分析し、それぞれのセグメントにおける生活習慣病リスクを記載した通知物を送付することで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診へと行動変容を促します。
 生活習慣病重症化予防事業では、特定健康診査受診結果とレセプトデータ分析に基づく未治療者受診勧奨と、レセプトデータ分析に基づく治療中断者受診勧奨を行います。未治療者受診勧奨では、血糖・血圧・脂質・腎機能の健診結果において、設定された受診勧奨判定値を超えており、レセプトデータにて医療機関の受診が確認されていない方を対象に通知物を送付します。通知物は、過去の健診結果に基づいた個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスが表示される仕様となっており、重症化を防ぐために医療機関の受診を促すメッセージが記載されます。治療中断者受診勧奨では、一度でも生活習慣病について確定傷病名と治療薬の処方の記録がある方のうち、直近6か月のレセプトデータにおいて生活習慣病の傷病名等の記録がない方が対象になります。
 受診行動適正化事業の一環である重複服薬適正化事業では、レセプトデータを分析し、1か月間で同じ系統の医薬品が複数の医療機関で処方され、同じ系統の医薬品の処方日数の合計が60日を超える方を抽出します。
小田原市では、こうした取り組みにより、健康状態の把握、病状の重症化予防、受診行動の適正化を行うことで、健康寿命の延伸と医療費の適正化につなげていくとしています。

【エヌ・エイ・シー・ケアについて】
 エヌ・エイ・シー・ケアは、ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとして、「産業医や保健師等の医療専門職が本来時間をかけるべき業務に注力できるようにする」ことを基本コンセプトとしたソリューションやサービスを提供しています。「健康経営(R)」を目指す企業の増加とともに、Be Healthや健診実施機関ごとに異なる健診結果データのフォーマットを統一できるツールなど、従業員の健康管理に力を入れている企業でエヌ・エイ・シー・ケアの健康管理システムの採用が広がっています。
※ 「健康経営(R)」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
「健診データを活用したデータ分析・通知事業」詳細: https://www.nac-care.co.jp/services/service-3/
「レセプトデータを活用した保健事業の推進および介入・通知事業」詳細:https://www.nac-care.co.jp/services/service-7/
神奈川県小田原市:https://www.city.odawara.kanagawa.jp/

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー・ケア
設立年月日: 2024 年 3 月 1 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-2-9 日比谷セントラルビル14階
代 表 者: 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、システムインテグレーション事業
U R L: https://www.nac-care.co.jp

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エヌ・エイ・シー・ケア  ヘルスケア事業部 データA&Nサービス部
TEL: 03-5532-8750  FAX: 03-5532-8751



配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー・ケア
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